柏原市議会 > 2013-10-21 >
10月21日-02号

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  1. 柏原市議会 2013-10-21
    10月21日-02号


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    平成25年 10月 定例会(第3回)                 目次◇開議 午前10時0分 日程第1 報告第13号及び議案第48号から議案第54号まで並びに認定第1号から認定第8号まで 日程第2 一般質問     *柏原かがやきの会代表質疑・質問(乾  一)……………………………23      理事者答弁      健康福祉部長福祉事務所長(植田眞功)…………………………………24      上下水道部長(塩野臣成)……………………………………………………26      市立柏原病院事務局長(石井秀幸)…………………………………………27      総務部長(尾野晋一)…………………………………………………………27      政策推進部長(松井久尚)……………………………………………………28      都市整備部長(山本佳裕)……………………………………………………30      学校教育部長(浦上 隆)……………………………………………………31      生涯学習部長(林 和彦)……………………………………………………32      経済環境部長(奥田隆一)……………………………………………………33      再質問(乾  一)……………………………………………………………33◇休憩 午前11時58分◇再開 午後0時59分     *新風かしわら代表質疑・質問(山本修広)…………………………………46      理事者答弁      政策推進部長(松井久尚)……………………………………………………48      市立柏原病院事務局長(石井秀幸)…………………………………………50      総務部長(尾野晋一)…………………………………………………………51      健康福祉部長福祉事務所長(植田眞功)…………………………………51      学校教育部長(浦上 隆)……………………………………………………53      経済環境部長(奥田隆一)……………………………………………………56      再質問(山本修広)……………………………………………………………56◇休憩 午後2時19分◇再開 午後2時59分     *公明党代表質問(中村保治)…………………………………………………62      理事者答弁      市立柏原病院事務局長(石井秀幸)…………………………………………63      健康福祉部長福祉事務所長(植田眞功)…………………………………64      経済環境部長(奥田隆一)……………………………………………………66      学校教育部長(浦上 隆)……………………………………………………67      生涯学習部長(林 和彦)……………………………………………………68      総務部長(尾野晋一)…………………………………………………………68      政策推進部長(松井久尚)……………………………………………………69      再質問(中村保治)……………………………………………………………70◇延会 午後4時35分◯平成25年第3回柏原市議会定例会会議録(第2号)-----------------------------------◯平成25年10月21日午前10時0分より柏原市議会議事堂において再開-----------------------------------◯議事日程 日程第1 報告第13号 専決処分報告について            「専決第12号 平成25年度柏原市一般会計補正予算(第5号)」      議案第48号 平成24年度柏原市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について      議案第49号 柏原市の休日を定める条例の一部改正について      議案第50号 特別職の職員等の給料月額の臨時特例に関する条例の制定について      議案第51号 市の歳入に係る延滞金に関する条例等の一部改正について      議案第52号 柏原市市税条例の一部改正について      議案第53号 柏原市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について      議案第54号 平成25年度柏原市一般会計補正予算(第6号)      認定第1号 平成24年度柏原市一般会計歳入歳出決算の認定について      認定第2号 平成24年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)歳入歳出決算の認定について      認定第3号 平成24年度柏原市国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)歳入歳出決算の認定について      認定第4号 平成24年度柏原市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第5号 平成24年度柏原市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第6号 平成24年度柏原市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第7号 平成24年度柏原市市立柏原病院事業決算の認定について      認定第8号 平成24年度柏原市水道事業決算の認定について 日程第2       一般質問-----------------------------------◯出席議員(17名)              1番    冨宅正浩議員              2番    山本修広議員              3番    新屋広子議員              4番    小谷直哉議員              5番    山口由華議員              6番    山本真見議員              7番    田中秀昭議員              8番    山下亜緯子議員              9番    濱浦佳子議員             10番    中村保治議員             11番    橋本満夫議員             12番    岸野友美子議員             13番    鶴田将良議員             14番    奥山 渉議員             15番    大坪教孝議員             16番    乾  一議員             17番    中野広也議員-----------------------------------◯欠席議員(なし)-----------------------------------◯説明のため出席した者の職氏名            市長        中野隆司            副市長       吉田茂治            教育長       稲田邦敏            水道事業管理者   松本健太            病院事業管理者   刈谷雄二            監査委員      裏野榮士 政策推進部      部長        松井久尚            次長兼まちの魅力づくり課長                      渡辺敏弘            企画調整課長    石垣好啓            地域連携支援課長  桐藤英樹 総務部        部長        尾野晋一            危機管理課長    市川信行            車両運行課長    碇本義一 財務部        部長        渡辺耕次 市民部        部長        岡本彰司 経済環境部      部長        奥田隆一 健康福祉部      部長兼福祉事務所長 植田眞功            次長兼社会福祉課長 前川留彦            健康福祉課長    岩佐昌史 都市整備部      部長        山本佳裕 まちづくりデザイン部 部長        乾 至克 上下水道部      部長        塩野臣成 市立柏原病院     事務局長      石井秀幸 会計管理室      会計管理者兼室長  野村英晃 学校教育部      部長        浦上 隆 生涯学習部      部長        林 和彦 行政委員会事務局   事務局長      福井 浩-----------------------------------◯事務局出席職員    事務局長      山本昌晴            次長        塩谷 修            主幹        岡市朋子            主査        栗田聖子            主査        笠原秀保~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △再開 午前10時0分 ○奥山渉議長 おはようございます。 ただいまの出席議員17名、定足数に達しております。よってこれより本会議を再開いたします。 △開議 ○奥山渉議長 日程第1、報告第13号及び議案第48号から議案第54号まで並びに認定第1号から認定第8号まで、日程第2、一般質問を一括して議題といたします。 ただいま議題といたしました各議案については、既に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに各会派の代表質疑・質問を行います。 通告が出ておりますので、順次発言を許可いたします。 最初に、柏原かがやきの会を代表して、乾一議員、登壇願います。     〔16番 乾  一議員 登壇〕(拍手) ◆16番(乾一議員) 皆さんおはようございます。16番議員の乾一です。 議長のお許しを得まして、柏原かがやきの会を代表し、第3回定例会本会議で議案及び一般質問をさせていただきます。質問の機会を与えていただきました同会派の議員並びに各議員に心から感謝を申し上げます。 また、傍聴に来ていただきました皆様方にも感謝を申し上げます。 さて、今回の市議会議員選挙において、4回目の当選をさせていただき、この場に立たせていただいていることに心からお礼を申し上げます。今までの経験と新たな決意のもと、市民の皆様の幸せを第一に、柏原市の課題をしっかりと見きわめ、未来展望を構築することを使命として市政発展に頑張ってまいります。 私たちの会派は、市民の皆様が主役として輝き、柏原市が大阪府の中で、また日本の中で輝き続ける市となることを願い、柏原かがやきの会としました。「市民が活きいきとし にぎわいにあふれているまち柏原」、柏原の将来像と人口増加を目指して質問に入ります。 整理番号1番、報告第13号 専決処分報告 平成25年度柏原市一般会計補正予算(第5号)、歳出、款3民生費 項1社会福祉費 目1社会福祉総務費 生活困窮者自立促進支援モデル事業の内容についてお伺いします。 整理番号2番、款7土木費 項4下水道費 目2浸水対策費 円明水路護岸防護工事の内容についてお伺いします。 整理番号3番、議案第53号 柏原市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についての内容をお伺いします。 整理番号4番、議案第54号 平成25年度柏原市一般会計補正予算(第6号)、款3民生費 項2児童福祉費 目1児童福祉総務費 母子生活支援施設入所委託料についてお伺いします。 整理番号5番、目2児童保育費 保育士等処遇改善臨時特例事業補助金の内容についてお伺いします。 これより一般質問に入ります。 整理番号6番、車両運行、市内循環バスの運営状況についてお伺いします。 府営芝山住宅方面への乗り入れと他地区での運行ルートの延長はできるのかお伺いします。 整理番号7番、庁舎管理、市庁舎の老朽化改善策についてお伺いします。 整理番号8番、都市整備、国分中学校前の国道25号の歩道拡幅工事の現況についてお伺いします。 整理番号9番、都市整備、市道の整備計画についてお伺いします。 整理番号10番、企画、行政評価委員の業務内容についてお伺いします。 整理番号11番、地域連携、行政協力委員の任務についてお伺いします。 整理番号12番、地域連携、行政協力委員と区長との区分についてお伺いします。 議長、整理番号11番、12番については一括して答弁をいただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。 ○奥山渉議長 許可いたします。 ◆16番(乾一議員) ありがとうございます。 整理番号13番、公園、竜田古道の里山公園の維持管理について、現在の管理状況をお伺いします。 整理番号14番、国際交流、国際交流事業の現況と今後についてお伺いします。 整理番号15番、教育、幼小中学校教室クーラー設置状況と今後の予定をお伺いします。 整理番号16番、教育、中学校給食実施に向けての現況をお伺いします。 整理番号17番、教育、柏原市の公立小中学校と大阪教育大学との連携事業についてお伺いします。 整理番号18番、教育、放課後児童会の現状をお伺いします。 整理番号19番、教育、市民体育祭について。ことし市民体育祭が実施されませんでしたが、経過をお伺いします。 整理番号20番、教育、柏原市青少年教育キャンプ場の現況と今後についてお伺いします。 整理番号21番、福祉、市民交流ひろばの現状についてお伺いします。 整理番号22番、まちづくり、安全・安心なまちづくりの取り組みについてお伺いします。 整理番号23番、下水道、第6次五箇年計画に基づく下水道設備事業についてお伺いします。 整理番号24番、産業振興、地場産業の振興についてお伺いします。 以上で第1回目の質問を終わります。理事者におかれましては質問の趣旨をご理解いただき、答弁をお願いします。 ○奥山渉議長 柏原かがやきの会代表者の質疑・質問に対し、答弁を求めます。     〔植田眞功 健康福祉部長 登壇〕 ◎植田眞功健康福祉部長 おはようございます。 柏原かがやきの会ご代表、乾一議員の議案、一般に対する代表質疑・質問のうち、私からは整理番号1、4、5及び21の4件について答弁を申し上げます。 まず、整理番号1、質疑事項は報告第13号 専決処分報告について、質疑要旨は平成25年度柏原市一般会計補正予算(第5号)、歳出、款3民生費 項1社会福祉費 目1社会福祉総務費 生活困窮者自立促進支援モデル事業の内容についてでございます。 リーマン・ショック後、景気の低迷により生活保護受給者が全国的に増加する傾向にあります。そのような中、生活保護に至る前の段階で自立支援策の強化を図り、困窮状態から早期に脱却することを支援する施策の実現が喫緊の課題となっております。 国のモデル事業であります生活困窮者自立促進支援モデル事業は、この課題を解決するため、各個人の状態に応じた相談支援を実施することにより、生活困窮者自立支援法施行に向けた生活困窮者支援の制度化に寄与するものでございます。 今般、国から補助金の交付申請手続の通知があり、事業実施が10月1日となっておりますことから専決処分をさせていただいたものでございます。 内容といたしましては、現在市内に4名の「福祉あんしん相談員」、「いわゆるコミュニティソーシャルワーカー」、略しましてCSWを配置しておりますが、これに2名を増員しまして6名体制とし、相談支援の一層の充実拡大を図るものでございます。 具体的には、社会福祉課及び社会福祉協議会の窓口に福祉あんしん相談員を各1名常駐させ、相談支援を行います。生活困窮者は、それぞれ健康、障害、仕事や家族関係など多様な課題が存在するとともに、その背景には複雑な課題を抱えた家族が存在していることもあります。こうした課題を持つ個人や家族の支援は現行の縦割りの福祉制度では十分に対応できていない状況にあります。 そこで、本事業では、先ほど申し上げました福祉あんしん相談員が中心となり、それぞれの課題を整理しながら、その上で健康福祉部内はもとより市役所内外の関係各機関と連携し、個人個人の状態に応じた支援計画を立て、包括的かつ継続的な支援を行い、最終的にハローワークや地域就労支援センターとも連携しながら自立へ向けた支援を行ってまいります。 また、国におきましては、全国68の自治体において実施される「モデル事業」の実態を詳細に把握し検証していくことになっておりまして、2年後の法施行に向けた体制整備を検討していくことになっております。 なお、本モデル事業における委託料362万5,000円につきましては、全額国庫補助となっております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号4、質疑事項は議案第54号 平成25年度柏原市一般会計補正予算(第6号)、質疑要旨は歳出款3民生費 項2児童福祉費 目1児童福祉総務費 母子生活支援施設入所委託料についてでございます。 母子生活支援施設入所委託料は、婚姻中や離婚後にかかわらず、配偶者や同居人などから暴力や児童虐待を受け、通常の生活が脅かされている母子を避難場所となる母子生活支援施設に入所させるための委託費用でございます。母子生活支援施設に入所させることで、母子の身の安全と精神的安定を確保し、さらに母子家庭としてひとり立ちできるよう、経済的・社会的自立の支援を行っています。 今回の補正予算につきましては、母子生活支援施設への入所者の入所期間を延長する必要が生じたために計上するものでございます。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号5、質疑事項は議案第54号 平成25年度柏原市一般会計補正予算(第6号)、質疑要旨は目2児童保育費 保育士等処遇改善臨時特例事業補助金の内容についてでございます。 お尋ねいただいております保育士等処遇改善臨時特例事業につきましては、保育士の人材確保対策といたしまして、給与など保育士の処遇改善に取り組む民間保育所へ資金の交付を行うことにより、保育士の確保を進めることを目的としております。平成25年度に国が新たに設けた事業でございます。 本市には民間保育所が6園ございますが、各園への交付額につきましては、それぞれ国の補助基準に基づき入所児童数等から算出いたします。このため、園ごとに交付額が変わりますが、平均で保育士1人につき月額約8,000円から1万円程度の給与が改善される見込みでございます。 なお、財源につきましては、大阪府の安心こども基金を活用し、全額補助で実施するものでございます。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号21、質問事項は福祉、質問要旨は市民交流ひろばの現状についてでございます。 市民交流ひろばは、地域福祉の活動拠点として、また多くの人がともに楽しみ集える広場として、平成20年6月1日からJR柏原駅前の栄吉店舗がある建物の3階、4階部分を柏原市社会福祉協議会賛栄商事株式会社様からお借りし、オープンいたしました。 利用状況でございますが、初年度の平成20年度は利用団体が69、利用者数は延べ1万5,021人でございました。平成24年度末では利用団体が77、利用者数は延べ3万2,591人の皆様にご利用いただいていると聞いております。 今般、長らく営業されておられました賛栄商事株式会社様から、栄吉の店舗部分は10月末をもって閉店させていただきますという通知が柏原市社会福祉協議会にございました。その内容を柏原市社会福祉協議会に確認いたしますと、閉店するのは店舗のみであり、市民交流ひろば部分については従来どおり引き続き使用できるとのことでございました。 今後とも、店舗のある建物の3階、4階部分につきましては、地域交流の場、活動の場としてお使いいただけますので、ご安心いただきますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔塩野臣成 上下水道部長 登壇〕 ◎塩野臣成上下水道部長 続きまして、私からは整理番号2及び23についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号2でございます。質疑事項は報告第13号 専決処分報告について。質疑要旨は款7土木費 項4下水道費 目2浸水対策費 円明水路護岸防護工事の内容についてお尋ねをいただいております。 当該水路は、昨年の大雨の影響により防護工事を行う必要が生じ、本年6月の第2回市議会定例会において500万円の補正予算を計上し、可決いただいたところでございます。その後、渇水期である11月から30メートルにわたる防護工事を行うべく、9月12日に業者選定委員会を開催し、9月20日に工事発注を公表する手続を進めておりました。そのような中、去る9月15日から16日にかけての台風18号の大雨により、防護工事の予定箇所30メートルを含む護岸が約47メートルにわたって崩壊し、崩壊箇所のうち約25メートルの水路が閉塞されたため、工法等を再検討する必要が生じ、工事発注の公表を急遽中止いたしました。 時期的に台風シーズンでもあり、今後も大雨による雨水の浸食により崩壊箇所以外の水路構造物や隣接する建物の基礎部及び河川堤防ののり面が洗掘されるなどの危険が予想されましたため、堤防を管理する大和川河川事務所に9月17日に報告するとともに、工事を進めるに当たり河川管理者と協議を進め、市で現場測量を行い、設計書の作成に取りかかりました。あわせて緊急に水路の断面確保やのり面のシート防護などの応急対策を9月21日に行ったものでございます。 本工事の内容といたしましては、ブロック積工延長47メートル、法面張コンクリート工115平方メートル、水路床コンクリート工延長36メートル、水替え工1式となっております。既に10月18日に河川法の許可がおり、現在工事着手の準備を進めているところでございます。また、完成時期は本年12月末を予定しております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号23についてご答弁申し上げます。 質疑要旨は第6次五箇年計画に基づく下水道整備事業についてでございます。 現在の公共下水道整備第6次五箇年計画は、平成23年度から平成27年度までの5カ年を計画期間とし、平成27年度末の人口普及率85%を目指し整備を進めているところでございます。 現在までの進捗状況でございますが、平成23年度末の人口普及率は81.1%、平成24年度末の人口普及率は82.4%を達成しており、各排水区別の人口普及率につきましては柏原東排水区で91.3%、柏原西排水区で78.6%、国分排水区で78.7%となっております。 平成25年度の整備予定面積は約9ヘクタールで、人口普及率にいたしますと約1%の進捗を予定しております。 現在、計画に基づき工事を鋭意進めており、市全体の平成25年度末の整備目標であります人口普及率83%を達成できるものと考えております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔石井秀幸 市立柏原病院事務局長 登壇〕 ◎石井秀幸市立柏原病院事務局長 続きまして、私からは整理番号3についてご答弁申し上げます。 質疑事項は議案第53号 柏原市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、質疑要旨は改正内容についてでございます。 市立柏原病院では、現在市立柏原病院新改革プランに掲げる医療の方向性の明確化の実現に向け、また、市民の皆さんが希望する医療を選択しやすい環境を整えるため、専門診療科の設置とその充実に努めております。 本年4月以降、特に内科において、消化器、循環器及び呼吸器の治療を専門とする医師の増員により診療内容の充実が図れていることから、このたび消化器内科、循環器内科及び呼吸器内科を標榜診療科目に追加するものでございます。 今後も地域の基幹病院としての役割を果たすため、診療内容の充実を図ってまいりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔尾野晋一 総務部長 登壇〕 ◎尾野晋一総務部長 続きまして、私からは整理番号6につきましてご答弁申し上げます。 質問事項は車両運行、質問要旨は市内循環バスの運営状況について、市内循環バスの府営柏原芝山住宅方面への乗り入れ及び運行ルートの延長についてお尋ねいただいております。 市内循環バスの府営柏原芝山住宅方面への乗り入れにつきましては、かねてから地域住民を初め定例会等でもご質問・ご要望等をいただいておりましたが、大型車両での運行には道路幅が狭いなどの課題があり、実現しておりませんでした。 しかしながら、このたび柏原ライオンズクラブ様から病院送迎バスとして新たに車両の寄贈を受けましたことから、従前より使用しております13人乗りの病院送迎車両による循環バスの運行が可能となりました。 府営柏原芝山住宅方面への小型車両による循環バスの運行には、地域住民のご意見、ご要望や道路状況をもとに、その運行ルートや停留所、運行時刻を決定した上で、平成26年度からの本格運行に向け年内に試験運行を開始する予定でございます。 次に、大型バス車両による循環バスの運行ルートの設定につきましては、原則、道幅が狭い道路、方向転換に危険を伴う道路及び運行効率が悪くなる地域への乗り入れは行わず、主に幹線道路に設置しております停留所をご利用いただくこととしております。 ご要望いただいております運行ルートの延長につきましては、現状での実施は運行効率の悪化や国分駅東口での乗り継ぎが難しくなるなど、利便性の低下につながる可能性がございますものと考えております。 今後、全体的な運行時刻等の見直しが必要となった場合に、当該運行ルートの延長を検討してまいりたいと考えております。 市内循環バスの運行につきましては、市民の利便性を考慮し、市民サービスの向上に努めてまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔松井久尚 政策推進部長 登壇〕 ◎松井久尚政策推進部長 続きまして、私からは整理番号7、10、11、12、14、22の6件についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号7でございます。 質問事項は庁舎管理、質問要旨は市庁舎の老朽化改善策についてでございます。 現在の本庁舎につきましては、昭和44年に建築され、既に40年以上が経過し大変老朽化が進んでおります。また、この本庁舎が災害対策本部として防災拠点の機能を確保することができるのかが喫緊の課題でありましたため、平成24年度に耐震診断を実施いたしました。その結果によりますと、必要とされる耐震性能を著しく有していないことが判明したため、関係部署の市職員と市議会議員の代表の方々で構成する「市役所庁舎における耐震・防災対策を踏まえた今後のあり方検討会」を立ち上げ、平成25年7月25日に第1回目の検討会を開催したところでございます。 今後も市議会の皆様とともに市庁舎の耐震補強対策及び建てかえに伴う諸課題について検討を行い、今後の方向性について導き出してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 続きまして、整理番号10でございます。 質問事項は企画、質問要旨は行政評価委員の業務内容についてでございます。 柏原市行政評価委員会は、わかりやすい市政の実現と説明責任の向上を推進するため、柏原市の改革・発展に対し熱意のある10名以内の公募委員及び市の職員1名により運営され、本市の事務事業や施策について評価を行うとともに、市民の皆様の意見を市政に反映させ、市民協働による行政運営を進めることを目的として平成18年4月にスタートいたしました。 今年度からは、市の附属機関として、これまで4回の会議を開催し、施策内容の事前学習や今年度の評価の手法等について協議を行っております。 次回は、平成25年度部長マニフェストについて、各部長とのヒアリングを予定いたしております。 今後も、市民協働により、より効果的かつ効率的な行政運営の推進と市政に関する透明性を確保してまいりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 続きまして、整理番号11、12につきまして、合わせてご答弁を申し上げます。 いずれも質問事項は地域連携、質問要旨は行政協力委員の任務及び行政協力委員と区長との区分についてでございます。 まず、行政協力委員の任務につきましては、市が行う広報活動に関することや、区内の住みよい環境づくりに関すること、また各地区の住民の意向等を迅速に市の各部署に伝えるとともに市が発信した情報を住民に伝達するなど、行政の補完的な役割を担っていただいております。身分は非常勤の職員で、任期は2年でございます。 次に、区長と行政協力委員の区分についてでございますが、区長は町会、自治会等いわゆる自治区において地域を代表する者として地区ごとに選出された代表者であり、地区の防犯・防災活動や環境美化活動など、地域住民の自主的な活動において中心的な役割を担っておられます。 一方、行政協力委員は、地区ごとに選任された区長に対し、市行政の業務を円滑に浸透させ、密接な自治振興を図ることを目的として、柏原市行政協力委員規則に基づき、市長が委嘱するものでございます。 よろしくご理解賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、整理番号14でございます。 質問事項は国際交流、質問要旨は国際交流の現況と今後についてでございます。 本市の国際交流事業といたしましては、市民と外国籍住民との交流による地域づくり、人づくり事業並びに青少年を対象とした柏原市文化・スポーツ国際交流基金事業、そして中国新郷市及びイタリアグロッセート市・県との友好都市交流事業がございます。 今年度の主な事業といたしましては、大阪教育大学の留学生や外国籍住民と市民とが触れ合い、お互いの文化や歴史、生活習慣等について理解を深める異文化交流の場として大阪教育大学との共催によります国際交流フェスティバルやホームビジット事業、また各種イベントへの留学生参加サポート事業を取り組んでおります。 また、市内での生活サポート事業として、外国語による生活情報の提供など、外国籍住民の方が本市において暮らしやすい環境づくりに努めております。 今後の方向性でございますが、これまでどおり大阪教育大学との連携事業を大切にしながら青少年のスポーツ交流や文化交流の取り組みについても充実してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いをいたします。 続きまして、整理番号22でございます。 質問事項はまちづくり、質問要旨は安全安心なまちづくりの取り組みについてでございます。 安全・安心なまちづくりの取り組みといたしましては、犯罪のない明るいまちの実現に向け、市内の防犯灯を省エネで明るいLED防犯灯に取りかえる事業の推進を進めております。 また、子どもたちへのいたずらなど街頭犯罪を防止するため、市職員による青色防犯パトロールを小・中学校の下校時に合わせて週2回実施しており、安全監視体制の充実に向けた取り組みを行っているところでございます。 さらに、街頭犯罪や少年の非行防止、暴力団排除など、地域安全対策の強化を推進するため、柏原警察署や柏原防犯協会等の関係機関、団体等と連携し、街頭犯罪防止キャンペーンや防犯教室、また市民安全大会の開催などに取り組んでいるところでございます。 結果といたしまして、本市における街頭犯罪の発生件数は、平成21年度には556件でございましたが、平成24年度は272件となり、件数そのものは大幅に減少をしているところでございます。 今後も安全・安心なまちづくりに向けた取り組みを推進していきたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔山本佳裕 都市整備部長 登壇〕 ◎山本佳裕都市整備部長 続きまして、私からは整理番号8番、9番及び13番の3件につきましてご答弁申し上げます。 まず、整理番号8番でございます。 質問事項は都市整備、質問要旨は国分中学校前の国道25号の歩道拡幅工事の現況についてでございます。 国道25号の歩道整備は、大阪国道事務所において、近鉄河内国分駅前から国分本町7丁目の交差点まで約800メートルについて道路幅員を現況の8メートルから16メートルに拡幅するとともに、両側に4.5メートルの歩道を設置する計画であり、既に一部整備は完了して供用開始しております。 現在は、大阪行き車線の歩道設置工事及びのり面対策工事を行っていただいている状況であり、続けて国分中学校前の歩道橋かけかえ及び奈良行き車線の歩道設置を予定しており、平成26年度末完成と聞いております。 本市も順調に事業が進捗するよう大阪国道事務所に協力してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 続きまして、整理番号9番でございます。 質問事項は都市整備、質問要旨は市道の整備計画についてでございます。 本市が管理している主な道路施設は、市道及び橋梁、道路照明、横断歩道橋、道路標識などがございます。このうち橋梁は高度経済成長期前後に整備されたものが多く、このままでは老朽化の進行による安全性、利便性の低下、修繕や更新費用の増加が懸念されます。 これらの道路施設について、国庫補助金を活用して総点検を行い、その結果をもとに今年度修繕計画を策定することとしております。 この修繕計画に基づき、これまでの事後的な修繕から転換を図り、予防的な修繕や計画的な補修により、安心で円滑な交通を確保するため効率的、効果的な維持管理を行ってまいります。また、日常の維持管理につきましては、引き続き道路パトロールを強化して安全確認に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 続きまして、整理番号13番でございます。 質問事項は公園、質問要旨は竜田古道の里山公園の維持管理についてでございます。 竜田古道の里山公園の現在の管理状況についてお尋ねでございます。 当該公園につきましては、本年6月議会におきまして519万9,000円の補正予算を可決していただき、現在午前9時から午後5時まで、毎日開園しているところでございます。 公園の管理としまして、週6日間はシルバー人材センターから派遣されました方1名を配置し、また公園の状況把握のため週1回職員1名を配置して、公園出入り口のあけ閉め、園内の安全点検や巡視、軽易な補修作業や草刈り、動物の飼育等に従事しております。 公園管理の状況は、来園者の安全確保を第一としておりますが、園内に繁茂する雑草の草刈りや害虫駆除等につきましては、市民ボランティアや公園緑地課職員などにより対応しておりますが、美観保全までは手が回らない状況でございます。 今後も維持管理につきまして、安全に利用していただけるよう、できる限りの対応を行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 私からは以上でございます。     〔浦上 隆 学校教育部長 登壇〕 ◎浦上隆学校教育部長 続きまして、私からは整理番号15、16、17の3件についてご答弁申し上げます。 まず整理番号15でございます。 質問事項は教育、質問要旨は幼小中学校教室のクーラー設置についてでございます。 幼小中学校教室のクーラー設置の状況と今後の予定についてでございますが、まず幼稚園につきましては、昨年度、市内幼稚園の6園のうち、既に設置済みの堅上幼稚園を除いた5園の遊戯室にクーラーの設置を行いました。ことしは暑い日が何日もありましたので、園児が外遊びをした後や気温が高いときなどに有効活用されていたと聞いております。 今年度は、小中学校の全ての支援学級と特別教室である音楽室と図書室の一部にクーラー設置を行います。今回は、国の緊急経済対策に関連しまして文部科学省の空調設備補助金が活用できたことによって、たくさんの教室にクーラーを設置することが可能となりましたが、これまでも毎年の耐震化工事の実施にあわせまして、特別教室のクーラー設置を行ってまいりました。これらを合わせますと小学校では図書室が7割、音楽室が5割、中学校では図書室が3割、音楽室が6割の設置率となります。 今後、未設置の学校の特別教室につきましては、財政状況を勘案しながら順次クーラー設置を行い、平成28年度までには完了してまいりたいと考えております。なお、普通教室におきましても、「教育環境ナンバーワン」の実現に向け、今後検討してまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 続きまして、整理番号16でございます。 質問事項、教育、質問要旨は中学校給食実施に向けての現況についてでございます。 平成26年4月に市立中学校6校での給食実施に向けまして、今年度の夏休み期間を利用して配膳室設置の工事を行っており、現在おおむね工事は完成しております。なお、堅上中学校につきましては、小規模特認校であり全生徒が一堂に会し給食を食べることが可能であることから、配膳室とランチルームを併設で設置いたします。全ての工事完了後に備品、消耗品などの搬入を12月中に完了いたします。 中学校では、各クラスの給食当番が配膳室まで給食をとりに来て、各教室に運びます。したがいまして、給食配膳員は原則各校1名ずつ配置し、食数の多い学校におきましては2名配置したいと考えております。 平成26年4月から給食をスムーズに導入できるように、搬送、配膳、喫食、片づけまでを実際に行う給食の試行を1月中に市立中学校6校において実施する予定でございます。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 続きまして整理番号17でございます。 質問事項は教育、質問要旨は公立小中学校と大阪教育大学との連携についてでございます。 大阪教育大学との連携事業は、現在、森林体験とスタディアフタースクールの2つがございます。 森林体験は、希望する小学校の実施に際し、大阪教育大学の先生と学生がボランティアとして参加し、年2回のフィールドワークを行い、採取した植物の観察、作品づくりの補助などを行います。ことしで10年目の事業となり、柏原市産業振興課、大阪府中部農と緑の総合事務所の協力を得て実施しております。 スタディアフタースクールは、平成17年度に堅下小学校で開始いたしましたが、順次実施校をふやし、平成22年度より全小学校で実施しており、10校のうち8校が大阪教育大学の学生が運営をしております。学習習慣の定着、自学自習力の育成、異年齢集団で活動をすることによる社会性やコミュニケーション能力の育成などを目的に、放課後に学習指導を希望する児童に指導を行っております。 2つの事業のほか、中学校におきましても定期試験前の部活動がない期間や、入試が近づいてきた3年生の放課後学習にボランティアの学生が学習指導に積極的に参加をしております。 また、教育委員会との連携事業といたしまして、大学1年生の「観察実習」を6月の2日間、2回生の「体験実習」を9月の6日間、3回生の「基本実習」を6月もしくは9月の20日間、本市の各学校で毎年受け入れております。 今後も大阪教育大学とのよりよい関係を検証しながら連携してまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 私からは以上でございます。     〔林 和彦 生涯学習部長 登壇〕 ◎林和彦生涯学習部長 続きまして、私からは整理番号18、19、20の3件につきましてご答弁申し上げます。 まず初めに、整理番号18でございます。 質問事項は教育、質問要旨は放課後児童会の現状についてでございます。 本市では、市立小学校11校のうち修徳学院内の桜坂小学校を除く10校で放課後児童会を設置し、本年9月1日現在で17クラス497名の児童が在籍しております。 また、本年10月1日からは午後5時までの開会時間を午後6時30分まで延長し、子育て環境のさらなる充実を図ったところでございます。 なお、現在、延長時間の利用を申請している児童は、全放課後児童会497名のうち、約17%の83名でございます。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 次に、整理番号19でございます。 質問事項は同じく教育、質問要旨は市民体育祭の実施について。 ことし市民体育祭が行われなかったが、その経緯についてお尋ねでございます。 昨年まで開催しておりました市民体育祭は、まだスポーツ活動が一般市民にはそれほど盛んでなかった昭和42年にスポーツの普及、振興を目的に産声を上げ、こども会やPTA協議会、婦人会等の社会教育団体を中心に長年多くの参加者を得て開催してまいりました。 しかし、近年、少子高齢化や各種スポーツの普及、スポーツ施設の充実などに伴い、残念ながら参加者が年々減少してまいりました。そのため、スポーツの普及、振興を目的とする従来のような形での開催ではなく、「いつでも、どこでも、誰もが」気軽にスポーツに親しむことができることを目標とする「生涯スポーツ社会の実現」に向け、今回開催期間中であれば、いつでも誰もが自由に参加できる新しい形でのスポーツイベント、「スポーツフェスティバルin柏原」を開催させていただきました。 第1回目となる今回の総参加者数は延べ7,514名と、昨年の市民体育祭の2倍強となり、また、当日実施したアンケートでは、「内容・種目数・来年参加」を希望の項目につきましても99%以上の満足度を得ることができました。 したがいまして、今後も引き続き今回のような形で実施してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 最後に、整理番号20でございます。 質問事項は同じく教育、質問要旨は柏原市青少年教育キャンプ場の現状と今後についてでございます。 柏原市青少年教育キャンプ場は、青少年の健全育成の場として野外活動を行うことにより自然と親しみながら規律ある集団生活を通して、健全な心身を育成することを最大の目的とし、昭和55年に開設いたしました。 開設以来の利用状況でございますが、平成5年ごろまでは年間3,600人から4,500人余りの利用者がございましたが、その後、減少傾向となり、平成19年度にはついに1,000人を割り、ここ二、三年は年間500人台まで激減するに至っております。 これは、少子高齢化、核家族化などによる市民の生活様式が大きく変化したことや、近年大規模で充実した施設を有するアウトドアフィールドが各地に多数できておりますことから、キャンプというものが一般家庭にも当たり前になってきたという時代背景があるものと推察しております。 また、青少年キャンプ場は開設後30年以上経過し、施設の老朽化が大変進んでおりますこともあり、今後、維持補修費が増大することが懸念されます。 このことから、教育委員会といたしましては、キャンプ場用地の地権者やキャンプ場の運営にご協力をいただいた各団体とも協議を調え、10月8日の教育委員会議におきまして、今年度末での廃止を提案し、了承を得たところでございます。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔奥田隆一 経済環境部長 登壇〕 ◎奥田隆一経済環境部長 続きまして、私からは整理番号24についてご答弁申し上げます。 質問事項は産業振興、質問要旨は地場産業の振興についてお尋ねでございます。 本市の地場産業には、ブドウの栽培やその加工品であるワイン、ドレッシングなどがあり、そのほか綿実油の製造などがございます。ブドウにつきましては、市場への出荷、ブドウ狩り、道路沿いでの直売などを行い、ワインや綿実油については、一般販売のほか飲食店などで取り扱いされております。 これらの柏原ブランドは、各製造者がみずからPRを行い、販売促進に鋭意努力されています。しかし、昨年度天神橋筋商店街で柏原物産の販売を行った際にアンケート調査を行ったところ、柏原産という知名度が低いことから、さらなる地場産業の振興を図るため、柏原市内で開催されるイベントだけではなく、大阪市内の有名商店街などへ出向き、PR、販売に努めているところでございます。 具体的には、7月に府咲洲庁舎で開催されました「大阪産(おおさかもん)大集合」への参加や、9月に天神橋筋商店街に出向きまして、3日間柏原産のブドウやワイン、綿実油などの販売を行いました。 また、今後のPRや販売の予定といたしましては、12月7日に近鉄阿部野橋駅構内での販売、12月8日には市役所の駐車場でトラックなどの荷台を使って地元物産品である野菜、食品加工品などの販売、飲食の提供やPRなどを行う「とくとくトラック市」の開催を予定しております。 今後も地場産業の振興に向けまして、商工会、JA大阪中河内などとの連携を行うとともに、ゆるキャラかしぴょんを活用いたしまして、積極的に事業の推進を図ってまいりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 ○奥山渉議長 以上で一通りの答弁は終わりました。乾一議員、再質問ありませんか。 ◆16番(乾一議員) 答弁ありがとうございました。 それでは、整理番号順に再質問及び要望に入りたいと思います。 まず、整理番号1番。これは、生活困窮者の自立促進の支援モデル事業ということで、平成27年4月から実施されるということで、一旦廃案になった議案が復活したという形で、閣議決定もせんだってなされたと思っております。これは生活保護費の負担増にもつながっていく議案でありますし、またそれの予防と言うたら怒られますけれども、そういう部分の施策でもあると思っております。 柏原市の中でも23年と24年の生活保護費の補助と扶養関係を見ていきましても、若干増加している状況であります。そういう意味におきましても、ぜひこの困窮者の皆さん方の、いろんな形でハローワークや、あるいはうちのサポートセンターとの連携をとっていただきまして、十分にご指導または援助できますようにお願い申し上げます。 モデル事業ということで、なかなかこれからだと思いますけれども、そのモデル事業をしっかりと市の中でも、全国で69市か、そういうことでなっていると思いますんで、ぜひ活用していただきまして、この事案が成立して施行される場合の形の中で頑張っていただきたいと思っております。よろしくお願い申し上げます。 続きまして、整理番号2番、円明の水路護岸防護工事の件なんですが、この再質問、あるいは要望に入ります前に、せんだって伊豆大島で本当に大きな災害がありました。災害を受けられました皆さん、お見舞いとそしてお悔やみを申し上げたいと思っております。 想定外の災害と、それがもう本当に全国各地で台風の影響、あるいは大雨による影響とかという形で起こっております。柏原市においても決して、山もあり、また一級河川の大和川もあります。せんだっての台風18号におきましても、もうちょっと降れば市場の辺がひょっとしたら水が若干入ってくる、つかるかというような状況でもありましたし、この目で見せていただきました。 職員の皆さんも本当に俊敏に、また早くから対応していただいております。そういう対応も十分大事であると思いますし、皆さんのいろんな形のお力添えに心から感謝を申し上げたいと思いますが、ぜひ、このマニュアルというのが本当に、伊豆大島でも完璧なマニュアルをつくっておられましたが、そのマニュアルが決してそのまま生かせるような状況ではない被害でもあると思っております。 そういう意味におきまして、ぜひ皆さん方におかれましてもいろんな形での対応、また申しわけない話なんですが、各地で起こった災害の対応とか、あるいはそのものを教訓としていただきまして、柏原市の中の防災活動、そして事業に生かしていただきたいと、これは要望しておきます。よろしくお願い申し上げます。 続きまして、整理番号3番、柏原病院の設置に関する条例の一部改正についてでありますが、より専門性のある医療提供を大いに期待しますとともに、信頼ある病院であっていただきたい。そして、それが医業収益につながるようによろしくお願いします。 きのう健康フェスティバルをやっていただきまして、本当に医師の皆さん、そして職員の皆さんが一丸、また多くの市民の皆さんも来ていただきました。きのうも寄せていただきまして、ぜひ、柏原の病院のPR、そして、それがまた信頼、そして医業収益につながるように、いろんな形でご尽力賜りますことを、よろしくお願い申し上げます。ぜひ病院経営の充実を要望しておきます。 続きまして、整理番号4番です。 この議案につきましては、母子生活支援施設の入所委託料という形で、なかなかあってはならないいろんな諸問題でありますが、気遣いの要る事案であると思っております。きめ細かい配慮で対処していただきますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号5番、保育士等の処遇改善臨時特例事業の補助金、府からの補助金でやっていただくということで、柏原市ではありませんが、他市では待機児童の問題等、かなり国等もいろんな形で力を入れておられます。そういう意味におきまして、柏原市の官民の差があるということで、本当に民間の保育所では残業もかなり多く、休日も出ておられたり、また休みもなかなかとれないというようなこともお聞きしております。 決して柏原市の保育所の職員の皆さんの待遇がいいとかいう問題ではないと思いますが、ぜひ官民格差を是正していただきまして、より子どもさんとこれからの教育とか、また子育てにご尽力いただけますよう、これで8,000円か、給料、年間10万円ぐらいの給料の補填ができるという形で、これが継続性があるんかどうかだけ、ちょっと確認させていただきたいと思います。
    植田眞功健康福祉部長 これは今年度限りと聞いております。 ◆16番(乾一議員) 今年度限りということですが、議会としてこういう問題につきましては、もしできることなら国へも陳情するなり、考えていきたいと思いますけれども、市のほうもぜひそういう働きかけをよろしくお願いします。この項終わります。 次、整理番号6番、市内循環バスの運行という形で質問させていただきました。 今まで芝山住宅、あるいは運行ルートの変更とか延長、そういう問題につきましては、各議員さんが質問され、また要望され、また市民の皆さん方も、特に芝山地区の皆さん方は高齢化の住宅になっておりますし、なかなか大型バスが、市の循環バスが入るんやという形でご要望いただいておりましたが、今回、もちろん市の皆さんもいろんな形で地域の皆さんと協議されたり、バスルートをいろいろ考えていただいたということで実現できると、そして、試行運転もされるということで、本当に感謝を申し上げます。これもよろしくお願いします。 ただ、運行ルートの延長、これがちょっと一つお聞きしたいんですが、例えば、田辺地区が、上のほうに住宅があるということで今までかなり下のほうにあったんですが、また、春日台なんですが、春日台の上のほうに住宅が今回かなり建ちました。そのほうにもお年寄りも随分おられますし、利用者もおられます。そういう意味におきまして、この延長ルートも含めまして、先ほど答弁もいただきましたんで、いろいろバスの時刻の問題とかあると思いますけれども、ぜひここのルートについても今後市民の要望もあると思います。 また延長するとか増便するということになりましたら費用もかかると思いますが、ぜひ市民ニーズに応えていただきますように、今後の施策としてお願い申し上げます。 そこで、これは十分承知しながら、また、費用もかなり要るということも、これもわかりながら、私自身もそういう問題、例えば、今から言う問題につきましてはちょっと難しいん違うかと言うてきましたけれども、あえて質問させていただきます。 今、堅上地区が限界集落、あるいは買い物に行くのになかなか困っておられます。日曜日あるいは休み、要するに休日の運行は、もう堅上地区、畑、そして青谷地区に可能かどうか、あえて質問させていただきたいなと思います。よろしくお願いします。 ◎尾野晋一総務部長 議員ご質問の堅上地域の土日・祝祭日の休日の運行ということなんですけれども、もともと堅上地区への循環バスの運行につきましては、平成18年度に新たな新運行計画を策定時に、当時近鉄国分駅と堅上地域を結んでおりました民間のバス会社が採算面が合わないということで撤退されたという、このような状況を受けまして、当時住民の方々等のご意見等も踏まえながら、堅上地域の生活路線ということも踏まえて現在の運行状況にしております。 現況は、堅上地域に対しましては、他の運行ルートに比べまして、午前6時50分からの運行開始、また、夕方、夜間ですね、約、夜の7時ごろまでの運行ということで、他の運行に比べましても長時間の運行を行っておるということが現状でございます。また、それに由来しますけれども、堅上地域のバス停留所、雁多尾畑停留所につきましては、1日12回の発着をしております。 このようなことで、議員もおっしゃられましたけれども、現状の市直営によります運行につきましては、先ほどもおっしゃっていましたけれども、やはり運行コストの上昇、このような課題がありますことから、まことにいいにくいのではございますが、現状においては土日の運行については難しいと、このように判断しております。 以上です。 ◆16番(乾一議員) ありがとうございます。 確かに、例えば日曜とか走るとなれば、運転手さん1人ではとても対応できない、やっぱり補助の方も要るということで経費が倍になるとかいうようなこともわかります。それも十分承知の上で質問させていただきましたが、また、もし堅上が走れば、またほかの地域にも要望も出てくると思いますけれども、ぜひ、いろんな市民ニーズ、あるいは要望もありますんで、この場で要望とさせていただきます。よろしくお願いします。この項は結構でございます。 次、整理番号7番、庁舎管理の市役所の老朽化の対策なんですが、第1回あり方検討会を7月にされまして、また、今回、議員も皆かわりまして、新たに、この委員も選定しまして、私も一員とならせていただきました。 本当に耐震補強にするんか、また建てかえなんか、これも本当に金のかかる話で、その金も何十億という話になってくると思いますんで、大変難しいんです。 しかし、防災拠点の一番中心になる、やっぱり市役所という形で、また、この場所が、柏原市ができるとき、国分町、そして柏原町で、この場所を協定という形で、それはもう今あるかないか知りませんけれども、そういう形でこの場所に建てられて、これが拠点となっているという形であると思います。 その中で、一つお聞きしたいんですが、このあり方検討会の近々の開催予定はあるんかどうか、お聞きしたいと思います。 ◎松井久尚政策推進部長 先ほど申し上げましたとおり、第1回目、7月に開催いたしまして、そのときの会議の中でもございました。今、ちょうど大阪狭山市のほうで耐震補強の工事をしているところでございます。 今、先方に問い合わせながら、我々があり方検討委員会として見学の場を設けたいなというふうに会議の中で決まりましたので、その調整を今現在やっているところでございます。11月ぐらいにはめどが立つかなという予定でございます。 ◆16番(乾一議員) はい、わかりました。 突拍子もないことを言いますけれども、防災拠点、このごろ、先ほども言いましたように、大和川の問題もあります。国土交通省の大和川事務所があんなプレハブであると。で、また、ハローワークも、柏原市に、ありがたいことにあります。松原とかも、羽曳野もこっちへ来られているのかな、ちょっとはっきりわかりませんけれども、八尾にはありませんけれども、柏原市にハローワークはあります。先ほどの問題にもありましたように、ハローワークとの連携も必要だと。 また、いろいろな形で、先ほどの生活困窮者の連携とか、あるいは市民の就労につきましても重要やと思っております。そういう意味におきまして、突拍子もないことなんですけれども、大和川事務所も、そしてハローワークも入った合同庁舎、金出していただいて、柏原庁舎ができれば、ちょっと安く、そういう足しになると言うたら怒られますけれども、そういうふうになると思いますねけれども、市長、その辺のお考え、何かあるかないかお聞きします。 ◎中野隆司市長 まずはあり方検討会で、議会も行政も一体となりまして、そして市民の皆さんの意見も聞きながら、まずは耐震でいくのか庁舎新築でいくのかという結論、その後に、そういった議員のいろいろなアイデア、ご意見等も取り入れて考えていきたいと思っております。 ◆16番(乾一議員) ぜひ、あり方検討会の中でも耐震補強か建てかえかという話の中で、いろんな形で皆さんと学習しながら進めていきたいなと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、整理番号8番、国分中学校の国道25号の歩道拡幅工事の問題につきまして、これは、私たちの地元ということで、なかなか地権者の方のご理解を得られず、やっと、1年前か2年前か忘れましたけれども、ご理解を得まして工事が進んできました。もう10年以上の期間を経ていると思いますが、そういう中で本当にこれが完成すれば、歩行者、特に通学される方、また通勤される方の安全面につきましても十分配慮した形になってくると思います。 そういう意味におきまして、せんだっての選挙活動の中で多くの人に、この25号の歩道の拡幅を要望いただきまして、その部分で再質問させていただきます。 まず、歩道と自転車、最近自転車の事故も非常に多いんで、自転車の区分をいろいろご要望をお聞きしたんですが、できるものかお尋ねしたいと思っております。 ◎山本佳裕都市整備部長 先ほどもご答弁申し上げましたように、当該区間の歩道幅員は4.5メートルでございます。自転車歩行者道となっており、自転車と歩行者が共存できる歩行空間ではございますが、自転車の区域が分離されてございません。 自歩道の分離につきまして、工事をしております大阪国道事務所に分離することは可能かどうか問い合わせを行ったところ、大阪府警との協議のもとに、現在のところ分離を考えていないということでございました。 今後、歩行者のさらなる安全確保のため、大阪国道事務所と大阪府警に自転車専用道路の区分けを要望していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆16番(乾一議員) ぜひお願いしたいと思います。 特に、国分中学校から下がっていく坂道になっておりますんで、上がるときはなかなか自転車もゆっくり走ると思いますけれども、下ってくるときはやっぱり速度も出ますし、また、自転車を運転される人も最近マナーの悪い方もおられますし、電話をしながらとか、あるいはウォークマンというんか、聞きながらとか、本当にそういう方もおられます。全てがそういう人ではないと思いますけれども、そういうのも含めまして、自転車の通行も多いと思いますんで、ぜひその辺の配慮をして、警察と、あるいは国土交通省との話し合いを重ねてお願いしたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 続きまして、整理番号9番、市道の整備計画について。 説明は受けましたが、もう少し道路施設の点検や修繕計画の進捗状況の説明をお願いしたいと思っております。よろしくお願いします。 ◎山本佳裕都市整備部長 道路施設の点検や修繕計画の進捗状況は、橋梁点検につきましては、昨年度に完了しております。 道路舗装面や道路照明灯、標識、横断歩道橋につきましては、今年度順次、今、実施しているところでございます。 この点検結果に基づいて、修繕費用等の財政負担を平準化することや、大型車の通行や交通量の多い道路、通学路等も考慮して、補修の優先順位も含めた修繕計画の策定中でございます。 なお、今後の予定でございますが、この修繕計画をもとに、国庫補助金を活用するとともに、予算等を勘案しながら工事を実施する予定でございますので、よろしくお願いいたします。 ◆16番(乾一議員) ありがとうございます。 通学される方とか、通勤される方、また、いろんな道路事情もあると思いますけれども、安全面を最優先に整備していただきますよう要望しておきます。 続きまして、整理番号10番、行政評価委員の皆さんの業務についてお伺いしました。 本当に行政評価委員の皆さんには、少ない報酬の中で広範囲にわたる形での評価をしていただいております。ただ、強いて言えば、私にはどういう仕事をやっているのかなかなかわかりにくいように思えてなりません。 今回、市の附属機関となったという形で、その附属機関となったというのもどういう意味かちょっとはっきりわからんのですが、ぜひできることなら、これは私個人の考え方なんですが、行政委員の方々と一遍意見交換とか、あるいは情報交換もお願いしたらと思っております。 先ほど答弁の中に、部長マニフェストとありましたけれども、これはちょっとだけお聞きしたんですけれども、どんな内容かちょっと説明、部長マニフェスト、お願いします。 ◎松井久尚政策推進部長 昨年度までは、各部の部局の方針ということでお示しをして、ホームページ等でも公開をさせていただきました。 本年度からは、それぞれの部長が市長との約束、責任を持って部長の年間の取り組みというのを決めまして、それを公表するという制度でございます。 以上です。 ◆16番(乾一議員) 今は行政協力委員さんの質問をさせていただいた中でちょっとありましたんで、確認させていただいた事項です。ぜひ頑張っていただきますようにお願いします。 あと、行政評価委員さんのこういう会議等傍聴できるのかどうか、ちょっと、議員が、逆にね。 ◎松井久尚政策推進部長 一応今のところは非公開でさせていただいています。ただ、それはまた内部の中で議論して、公開できる場であれば当然公開をしていくということです。 現在のところまでは、内部での評価の手法等の組み立ての段階でございましたので、そういう形でさせていただいております。 以上です。 ◆16番(乾一議員) ありがとうございました。 行政評価委員の皆さんには、本当に広範囲にわたる中での行政のことを学習していただいて、その中でまた個別の評価をしていただくということで、今後とも柏原市の発展のためにご尽力賜りますことをお願い申し上げます。この項終わります。 続きまして、11番、12番を一緒で再質問及び要望させていただいてよろしいでしょうか。 ○奥山渉議長 許可いたします。 ◆16番(乾一議員) 区長さんにおきましては、本当に各地域で身を粉にして頑張っていただいて、本当にこの柏原市の市勢発展にもご尽力賜っていますことを、心から感謝を申し上げたいと思っております。 ただ、行政協力委員さんは、先ほども言われましたように、非常勤の職員であるという形で行政委員規則の中にもうたっておると思います。 その中で、これは皆さんがご存じなかってだと思いますけれども、市議会議員候補の後援会の会長、そして、これは市長には申しわけない、これ、市長なられる前に、市長の候補の選対本部長を柏原の代表の区長がやっておられると。これはちょっと、こんな地位利用はされていないと思いますけれども、僕はやっぱりこの辺は役員としては自重していただかなあかんなと、区長さんには、この辺は本当に一生懸命やっていただいておりますねけれども、この辺の区別、分別をお願いしたいなと思います。 やっぱり我々から見たら地位利用にもなる可能性もありますし、職員の皆さんの選挙活動というのは、それは応援は十分していただいたり、個人的にはやっていただくのは、そんなん全然私も、地元の区長さんあるいは近々の区長さんにはお世話になっておりますし、そういう意味におきましても、やっぱり代表、柏原市の役員されている区長さんがそういう形でなっておられるというのはどうかと思っておりますので、ぜひこの辺は、怒られますけれども、区分とご指導をお願いしたいと思っておりますので、よろしくお願いします。要望とさせていただきます。 続きまして、整理番号13番、竜田古道の里山公園の維持管理につきまして、今、説明を受けまして、決算委員会でもいろいろ問題になると思いますので、いろんな形で質問はここでは避けまして、やっぱり歳入になります財源のことで、環境事業組合、あるいは羽曳野市、藤井寺市への働きかけの経過を、私の存じ上げていることもありますが、吉田副市長に経過をお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◎吉田茂治副市長 自席からご答弁申し上げます。 去る6月13日に竜田古道の里山公園百条委員会を最終的に開催していただきまして、そこで、いろんなこれからの解決事について、会議録の中でいろいろ決定していただきました。 それを踏まえて、去る7月10日水曜日ですけれども、羽曳野北川市長の面談を求めて、中野市長と、当時議長でありました乾議員、それから私、翌日7月11日も同じメンバーで、藤井寺國下市長のところに出向き、竜田古道の里山公園の維持管理費的な費用負担を求めに行ったところでございます。 こういった中で、既に羽曳野、藤井寺におきましては、いろんな覚書、協定書により竜田古道の里山の維持管理費としては支出が非常に難しいというようなことを聞いております。柏原市としましても、その維持管理費的なものではなく、竜田古道の里山はごみのブロックの上に土をかぶせておるだけだと。ですから、大雨が降れば、土が流れて管理費が必要となると、こういったことで、2市から、構成市からの費用負担を求めに行ったところでございます。 また、つい最近、中野市長と私とで北川市長、事業管理者のもとへ行きまして、処分場の周辺環境整備に費用負担を伴うと。ですから、負担金をお願いしたいということで寄せてもらいました。このことにつきましても、藤井寺國下市長のもとにも出向き、同じように第2期処分場、これに負担金をお願いしますというような話をしに行く予定をしております。 また、そのときには、乾議員にも、今度環境事業組合の議員さんということもお聞きしておりますので、管理者、副管理者が予算を計上というような形で、今、話を進めておりますが、組合議会におきましては、やはり構成市の議員さんの議決も必要だというようなことも聞いておりますので、両面から一緒に協力してやっていきたいなと考えておりますので、またひとつよろしくお願い申し上げます。 以上です。 ◆16番(乾一議員) 副市長、ありがとうございました。 今、言っていただきましたように、私もこの改選で環境事業組合の議員にならせていただきました。やっぱりタッグを組んで、私は議員の立場で今の問題についての解決に向けて頑張っていきたいなと思っております。よろしくお願いします。 もう1点、このNPO法人の柏原ふるさとづくりの会との関係は今どうなっているんか、お聞きしたいと思っております。 ◎山本佳裕都市整備部長 議員お尋ねのNPO法人につきましては、平成24年度からの業務委託はやっておりません。 竜田古道の里山公園の維持管理に関しても一切関与されてございませんので、現在の活動状況は把握できていない状況でございます。確認できていません。 以上でございます。 ◆16番(乾一議員) 確認できていませんということで、私も確認できませんので。 せっかくこのNPO、恐らくまだ解散されていない、もし解散されていなかったら、やっぱりこの柏原市を何とか手助けしようという思いでつくっていただいているので、あれば頑張っていただきたいなと、それだけ思います。以上です。 整理番号14番、国際交流事業の現況と今後についてお尋ねしました。 これも予算面で大変いろいろ要ると思いますけれども、私の記憶の中では、平成21年に新郷市の、向こうが60周年ということであのとき副区長させていただいていましたんで、前市長と、また、商工会の方々と行ったのが、海外へ出て行ったの1回だけかなと思っております。 もちろん向こうから、中国とか、あるいはグロッセートから来られているというのも、総合フェスティバルとかにも出席されて、若干そういうの目に見たかなと思っておりますけれども、このイタリアのグロッセート市、あるいは中国の新郷市、この辺の、またその他で海外交流事業を市長自身考えておられるのか、ちょっと簡単にお聞きしたいと思っております。よろしくお願いします。 ◎中野隆司市長 先ほど乾議員がおっしゃったように、私も府会議員当時、新郷からも来ていただいたというような交流、それから、ちょっと遠ざかっているような形やと思うんですけれども、いろいろな柏原の中で本当に国際感覚、行政が先頭に立って身につけていくということから、改めて、とりわけ姉妹都市であるグロッセート、あるは新郷、そして古墳等で交流のある韓国といったところと、私も着任して半年たちますんで、落ちついて前向きに検討してまいりたいというふうに考えております。 ◆16番(乾一議員) ありがとうございます。 ぜひお言葉のように前向きに取り組んでいただきますようお願い申し上げます。この項終わります。 続きまして、整理番号15番の幼小中学校の教室のクーラー設置状況ですが、先ほど答弁もありましたように、本当に夏というか、もうこの間まで暑い真夏のような天候が続きまして、夏休み終わってからも、恐らく皆さんが、子どもさんが勉強される中で大変暑い中で、教室でやられていたと思っています。 そういう意味におきまして、金のかかる話ばかり質問させていただいていますが、普通教室のやっぱりクーラー設置が喫緊の課題やと思いますし、この辺、その中で質問させていただきます。 府下の小・中学校の普通教室、あるいは中部9市の普通教室でのクーラー設置状況、もうこれ、かいつまんでで結構なんで、よろしく状況をお願いします。 ◎浦上隆学校教育部長 大阪府下及び中部9市の小・中学校の普通教室の空調設備の状況でございますが、これは、25年3月の大阪府教育委員会の調査結果でございますが、100%設置をしている小学校は、府内43市町村のうち12市町村ございます。4%から55%、開きがございますが、現在設置を進めている市町村は7市ございます。全市町村の小学校1,016校に対しまして、設置済みの学校は312校、割合でいいますと30.7%でございます。これを、中部9市で見ますと、1市が一部の小学校に設置をしておりますが、柏原市を含めまして残り8市はゼロ%、1校も設置をしておりません。 次に、中学校でございますが、100%設置をしております中学校が、府内43市町村中22市町村でございます。それから13%から95%、開きがございますが、現在設置を進めている市町村は4市ございます。全市町村の中学校464校に対しまして、設置済みの学校は317校、割合では68.3%でございます。中部9市では、1市が100%の設置をしておりますが、一部の中学校に設置しておりますのが2市、残り6市はゼロ%、1校も設置をしておりません。 なお、府下の中学校設置率が70%近いわけでございますが、これは、昨年同時期は40%でございました。この数年の暑さで、1年で一気に30%増加したということも加えてご報告させていただきます。 ◆16番(乾一議員) 子どもさんに本当に我慢せいというような時代でもなくなっておるし、なかなか我慢して勉強もできないと思いますし、この気候がもう今までの我々が思っておったような気候でもなくなっておると思いますので、それもやっぱりお金かかると思いますけれども、できたら受験を控えている中学の3年生の教室からとか、そういう部分で進めていっていただきますように、強く要望しておきたいと思いますので、よろしくお願いします。 続きまして、整理番号16番、中学校給食の実施に向けてで進捗状況をお伺いしました。 これもやっと多くの議員の皆さん、あるいは市のほうも一緒になってこの中学校給食の実施に向けて頑張っていただきました。来年の春からの実施に向けて、もうほとんど準備万端やっていただいていると思いますし、知っている中学では現状も見せていただいております。ぜひ、今後の運営によろしくお願いします。この項終わります。 続きまして、柏原の公立中学校との、それと公立小中学校、それと教育大学との連携事業についていろいろお話を聞かせていただきました。 教育大学におかれましては、本当にいろんな形で学生さんを初め学校そのものと柏原市の、我々の小中学、また、市に、行政におきましてもあらゆる面で連携、また協力していただいていることに心から感謝を申し上げたいと思っております。 これは全く勉強不足で、諸問題も考えずに、この教育大学はかつていろんな形で附属小学校というのが大阪府下の中でも何校かあると思っております。新設はなかなか難しいんですが、教育長、こういう附属小学校的なものが我々のどこかに一つできないかどうか、ちょっと勉強不足でこんなことを聞くの申しわけない話なんですけれども、すみません、よろしくお願いします。 ◎稲田邦敏教育長 乾議員申されましたように、大阪教育大学には府下3つの附属小学校がございます。かつて子どもが殺傷された、12年ほど前ですか、池田小学校ですね、これも附属小学校でございます。 柏原市内の学校を大阪附属の学校にするということは、これはなかなか現実的にはできるものではありませんけれども、乾議員が意図され、また、期待されておりますことは、私もこれは同感に感じておるところでございます。 最近の大学の教育関係の研究者といいますのは、文献中心の研究よりも、学校の中に入って、入り込んでその教員、それから子どもの実態に即した調査研究というものを実施したり、それから校内研修、それからあるいは授業を材料とした指導者改善研修といったものに携わる研究者がふえているように思います。 実際に教育大との、その教授陣との連携でございますけれども、柏原の学校では、現在は単発で指導助言していただくような連携が多いようでございますけれども、乾議員もご承知のように、以前はキッズベンチャー、国分小学校でもやっていましたですけれども、子どもたちが材料を買ってきて、そしてそれを加工して、そして販売すると。 買ってきたときにこれは幾らで仕入れた、それで、今度は売るときには幾らで、幾らのもうけがあったというふうな商売的なというんですか、そういうふうな体験をする、いわゆる起業家教育といいますか、キャリア教育、この活動に取り組んでいる実践があります。 それから、他市におきましても長期的に一つの学校にかかわって、教育力の向上をサポートするといった密度の高い連携をしている学校もあると聞いております。 柏原市におきましては、大阪教育大というのが柏原市内にありますので、これは地理的にも最も有利である本市の学校が、大学の教授陣と連携をして、そして学校力を高める取り組みをしない手はございません。 したがいまして、本市におきましては、また幸い大阪教育大とそれから柏原市の地域連携協議会、こういうのもありますし、こういう場もありますので、本市の学校の教員におきましても大阪教育大の卒業、あるいは大学院の卒業、たくさんおりますので、これらの教員がパイプ役となって、そして実際に実践的教育研究が進められるように、教育委員会としても率先してバックアップして連携してまいりたいと、取り組んでまいりたいというふうに思います。 以上であります。 ◆16番(乾一議員) ありがとうございます。 なかなかやっぱり附属学校にはならんと思いますけれども、より入り込んでと言ったらあれですけれども、大学も今もう独立法人で、大学そのものが自主的な活動とか、あるいはいろいろな地域との連携とかも、もうそれも始まって久しいと思います。 今、教育長言っていただきましたように、より教授とかあるいは先生、そしてこちらの学校とも連携を深めていただきまして、柏原市にやっぱり教育大があって、学力向上、そういう形で伸び、柏原市の一番やっぱり特徴であります文化都市、そして教育文化都市という形の中でのやっぱり位置づけが必要だと思いますので、よろしくお願い申し上げます。この項終わります。 次、整理番号18番、放課後児童会の現状。 これは市長の公約にもありまして、またいろんな形で市の皆さんも頑張っていただき、また議員のほうからも要望もし、この放課後児童会に携わってこられました保護者の方々も、随分昔から市の、我々議員の議会室のほうにも各会派全てに回っておられました。それがやっと実現され、延長が実施され、きょう報告いただいた形になっております。 今後とも、ぜひこの放課後児童会の活用をされる皆さん方のより充実した形になりますように、お願いを申し上げておきます。 次、整理番号19番、市民体育祭が今回実施されませんでした。 今、説明を受けました。せんだっての(スポーツフェスティバルin柏原)ですね、説明を受けたように多くの皆さんが参加していただいております。これはもちろん市のフェスティバルと同時開催やという形で来られたという部分もあります。このスポーツイベントだけではないと思います。これもゲーム感覚の部分もあります。 やっぱり市民体育祭というのは、かつて私たちもこの運営にも携わり、また、競技にも出させていただき、柏原中学で競技する人、そして準備する人、そして応援する人、一体感があった本当にすばらしい行事やと思っております。そういう中で、ことしは実施されなかった。 参加者も減ったと言われますけれども、これは、一因の中には、教育大学のグラウンドで2回やられたのかな、ここ3年前、2年前かな、やられたという部分も若干原因があると思います。 あのとき、僕も全部参加していましたけれども、確かに市民フェスティバルとかいう形、商工会と一緒の形の部分、また企業、また教育大との連携の部分については、もう本当にすばらしいもんやったと思っておりますけれども、事体育祭に関しましては、大きな問題点があると思います。 どこを走っているのかわからんし、どこで応援したらいいのかわからん、そんな部分で体育祭が行われた経過がありまして、まして、1回目やられたときは、道が混んで、出場される人も到着するまでにもう道が混んで行けなかった、そんな部分もあったり、そういう問題もありまして、2回目は、やられたけれども交通の停滞なかってスムーズにいったと思いますけれども、あのグラウンドでやられたら、市民体育祭というのはちょっともういかがなもんかなと。その原因もやっぱりここに引きずっているのかなと思っております。 今回やられた部分も、大いに来ていただきました。それで、満足度ももうほとんど100%に近い答えもいただいておりますが、この部分、できたら一緒になった体育祭という部分をもう一遍考えていただきたいなと思っております。 これは、ことしは中止になっただけやと思っておりますんで、来年したって別に問題ないと思いますんで、また車の部分とか、駐車場の部分とかあると思います。これは今までずっとこれは消化してきた問題でありますし、やっぱりお年寄り、また子どもさんが、例えばリレーで走られて、これは皆さんも経験されていると思いますけれども、誰が見てもやっぱり応援したいなとか、応援するというような種目でもありますし、また、お年寄りの種目も考えていただいて、今までのように一日するんではなく、競技を含んだ形でやっていただけたらと思います。 2020年に東京オリンピックも決まりまして、よりスポーツに対する皆さん方の関心も、また、参加度も多くなってくると思います。東京オリンピックを、昭和39年にされた前回のオリンピックをもとに体育の日が10月10日というてできまして、そういう形で国民全部がスポーツできるような形、また、障害者の方も一緒になれるスポーツも考えていくという形で、ぜひこの体育祭、考えていただきたいと要望しておきます。よろしくお願いします。 続きまして、青少年キャンプ場の廃止、10月8日に教育委員の皆さんで決定されたということで、もうちょっと早いこと、いろんな形で我々の耳に届けばお話しさせていただけたんですが、これはなくなるというのは寂しいというよりも、もう悲しいですね、これ。 やっぱり教育の場では本当に必要な、利用させていただいた一人として、また子どもさんを連れていって、夜も一緒に泊まったり、キャンプファイヤーをしたりと、経験を持つ一人として本当に悲しい話であると思います。 先ほど、キャンプがもう各家庭に定着されていると思いますが、このキャンプ場でのキャンプというのは全く別な話やと思っております。せんだっても堅上小中全部行かれて、ここで体験もされていますし、これはもう本当に最後で、11月3日にお別れキャンプ、これが最後の事業になるんかわかりませんけれども、多くの若い人たちも学習され、この場でやっていただきました。 火をおこして人類の歴史が発展してきたということを聞きながらキャンプファイヤーが入り、そして、その火を囲み、子どもさんがゲームをしたり、歌を歌ったり、そういう形で、本当にキャンプ場のルール、あるいは取り決めが厳しかったです。茶碗一個洗って、水ついていたら怒られましたし、何回も洗わされた記憶もありますし、また、まきのくべ方もご指導いただきました。 そやけども、それがあってこそ子どもも学習し、そして育っていって、キャンプファイヤーのすばらしい部分をまたいろんな友達と話し合ったり、共有したり、またなかなか寝やんというて怒られたり、そういう部分がやっぱり教育現場の場で、社会教育の大事な部分であると思います。できることなら、その形は変わるかもわかりませんけれども、よろしくお願いします。 また、老朽化老朽化と言われますけれども、これは老朽化にならざるを得んと。というのは、使う人が少なくなったらやっぱり余り手も入れないという形になってきていたと思いますが、ぜひそのキャンプ場の精神をどこかで生かしていただいて、この活動を続けていただくようにお願い申し上げます。以上です。終わります。 続きまして、整理番号21番、市民交流ひろばの現状についてお伺いしました。 栄吉さんがスーパーの部分を閉められるという形で、万一、ここを売却される場合とかの取り決めとか、そういう話し合いはされるんかどうか、お聞きしたいと思います。 ◎植田眞功健康福祉部長 社会福祉協議会がここの賛栄商事さんと契約を結んでおられるのは10年間ということを聞いております。もし、その契約に違反したら、そのときはお互いに合議でいろいろと賠償的なこともあるというような取り決めとなっております。 今のところ、そうした建物を、例えばなくすというようなことは聞いていませんので、もしそういうことがあれば、またいろいろと検討したいと考えております。 ◆16番(乾一議員) ありがとうございます。 この市民交流広場もちょっと複雑な事情もあって、社会福祉協議会が経営、特別柏原市は関与しておりませんけれども、実質は社会教育の担当の、生涯学習の場所やからなと思いますんやけれども、その辺の整理も今後必要かなと思って、お金が社会福祉協議会のほうで出していただいているという部分もあって、市としては予算面では助かっているんですけれども、利用されている方が社会福祉関係団体の皆さんという形で、そういう部分は考査されていると思いますねけれども、今後はこういう整理も必要かなと思いますし、10年という契約もあって、まだちょうど半分ぐらいですか、閉鎖されても、利用されている方が5年で倍にもなっておりますし、そういう観点からいきましたら、非常に有効活用されているということで、契約等のその辺の推移を見ながら管理のほうもよろしくお願い申し上げます。この項結構です。 続きまして、整理番号22番、まちづくりです。 安全・安心なまちづくりの取り組みについて、10月16日に安全なまちづくり市民大会が開催されまして、区長さんを中心に防犯委員の方々も、本当に多くの皆さんが日ごろ活躍していただいて、柏原市の防犯、また啓発活動が推進されているということで、感謝を申し上げたいと思っております。 そこで、答弁いただいた中にもありましたが、暴対法ができてから久しくなりますが、府下のほとんどが暴力団排除条例をつくられておりますが、柏原市は今後どうされるのか質問させていただきます。 ◎松井久尚政策推進部長 現在本市におきましても、暴力団の排除に関する条例の制定に向けまして大阪府警及び柏原警察と協議中でございます。 協議が調いましたら速やかに上程をしてまいりたいと考えていますのでよ。ろしくお願いいたします。 ◆16番(乾一議員) 府下でも残り少ない条例未設置のところがありますんで、早急にお願いします。 続きまして、整理番号23番、下水道の第6次五箇年計画に基づく整備事業についてご質問させていただきました。 この件につきましても、この選挙期間中、多くの皆さんが、回っておりましたら、私の地区どうなっているかという形でお聞きいただきました。 個々の詳細とかにつきましては、また担当課に寄せていただきましてお聞きしたいと思っておりますが、この6次五箇年計画の計画に基づく実現をきちっとやっていただくように要望しておきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 最後に、整理番号24番、地場産業の振興についてをお伺いしました。 本当に柏原市の中で、今、ブドウを中心に地場産業、また、企業そのものも頑張っていただいております。建設産業委員会でも、本当に頑張っておられる、また、紹介していただいた企業のほうにも何社か回らせていただいて、その会社のいろんな部分を見せていただいたり、説明を受けて、ああ、いろんな形で頑張っておられると、まだまだ我々がもっとPRをしたり、振興に努力していかなあかんなと、そういう思いを受けました。 その中、一つだけ質問したいんですが、新たな地場産業の育成については、何か考えがあるのかお聞きしたいと思っております。よろしくお願いします。 ◎奥田隆一経済環境部長 現在取り組んでおります事業としまして、コットンファームプロジェクト事業がございます。 これは、岡村製油さんを初めとする企業さん、そして大阪府さん、そして商工会さんなどと協働で進めておるところでございます。 現在、綿の栽培を雁多尾畑地区で行っておりまして、そこで収穫します綿の実、そして綿の繊維などを利用しまして、今後どのような製品ができるのか、開発できるのか、今現在、岡村製油さん、大和板紙さん、そして大阪教育大学とも連携いたしまして、研究をしているところでございます。 また、市としましても、この研究と、あと遊休地対策等も考えてまいりたいと、検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◆16番(乾一議員) ぜひまだまだひょっとしたら漏れている優秀な企業があると思いますんで、その辺の発掘も、柏原市の職員の皆さんも、我々議員も含めて一緒になって、この地場産業の発展、振興に努めていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。 積極的にPR活動も行っていただいております。また、事業も考えていただいております。これが実を結ぶように、心からお願い申し上げます。 以上で質疑・質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。 ○奥山渉議長 以上で柏原かがやきの会代表者の質疑・質問を終わります。 ここで暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時58分 △再開 午後0時59分 ○奥山渉議長 これより本会議を再開いたします。 午前中に引き続き代表質疑・質問を行います。 それでは新風かしわらを代表して山本修広議員、登壇願います。     〔2番 山本修広議員 登壇〕(拍手) ◆2番(山本修広議員) 皆さんこんにちは。2番議員の山本修広です。本日は議長のお許しをいただき、平成25年第3回柏原市議会定例会におきまして、新風かしわらを代表し、議案並びに一般に対する質疑・質問をさせていただきます。 そして、今回は質問の機会を与えていただきました新風かしわらの冨宅議員、山口議員並びに議員各位に厚く御礼申し上げます。また、お忙しい中傍聴に来ていただきました皆様に心から感謝申し上げます。 さきの市議会議員選挙で、新人3人、私山本修広、そして冨宅正浩、山口由華、この3人で会派を結成させていただきました。市民目線を忘れることなく市民の皆様の声を吸い上げ、未来を見据えてよりよい柏原づくりを目指し新しい風を議会に送り込む、その思いで名前を新風かしわらとし、議員活動に邁進する所存でございます。 それでは、早速ではございますが質疑に移らせていただきます。 整理番号25番、議案第50号 特別職の職員等の給料月額の臨時特例に関する条例制定について、内容をお伺いいたします。 総人件費の削減につながる本条例につきましては、我々新風かしわらとしましては、非常に評価させていただいております。 この条例の内容と削減額についてお伺いします。 整理番号26番、議案第53号 柏原市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、改正の趣旨についてお聞かせください。 では、次に一般質問に移ります。 整理番号27番、災害対策についてお伺いします。 さきの台風18号及び伊豆大島に甚大な被害をもたらした台風26号など、大雨による洪水や台風、地震などの自然災害が頻発している状況で、市民の方からも不安の声が聞かれます。 災害が発生した場合の市の災害本部の現状についてお伺いいたします。 整理番号28番、防犯対策についてお聞きします。 柏原市は、現在犯罪発生率が大阪府内でも低いということですが、実情は9月に発生した石川町での通り魔事件や、この先週10月18日にも大正でのひったくり事件など、市民の安全・安心を脅かす犯罪が発生してございます。それを防ぐためにも防犯カメラの設置などが急務かと思われますが、市内の防犯カメラの設置状況、そしてLED防犯灯の設置状況をお聞かせください。 整理番号29番、人口増加に対する取り組みについてお伺いします。 柏原市の市内人口は、平成9年度をピークに減少が続き、平成25年度8月末の人口は7万2,666人となっております。柏原市の発展のためには、人口をふやすような取り組みが急務だと思われます。本市で進めておられる取り組みについてお伺いします。 整理番号30番、子育て施策についてお伺いいたします。 中野市長のもと、子育てナンバーワンのまちへ向けて、中学生の入院時の医療費助成、妊婦健診の補助など大きく前に進んでいる状況だと理解しております。 そこで、さらに人口増加を促す意味でも、昨今問題となっている子どもを産む前の段階としての不妊治療に対する助成についてどのようにお考えでしょうか、お伺いしたいと思います。 整理番号31番、高齢者・障がい者虐待防止対策についてお伺いします。 高齢者や障がい者に対する虐待は、決して許されるものではありません。本市における虐待の相談状況とその対応策についてお伺いいたします。 整理番号32番、窓口サービスの向上に対する取り組みについてお伺いします。 市民サービスを向上させる上で、窓口業務の時間延長や日曜窓口の開設も検討すべきだと考えますが、そのあたりについてお伺いいたします。 整理番号33番、市民の方からの評価も高い幼小中一貫教育の取り組み状況と今後の展望についてお伺いします。 整理番号34番、平成25年度に実施された全国学力・学習状況調査、全国学力テストについて、前回との比較、大阪府内では柏原市はどれぐらいの成績なのか、また学校別の状況についてお伺いしたいと思います。 整理番号35番、幼保一元化に向けての取り組みについてお伺いします。 現在、健康福祉部と学校教育部でワーキング会議を立ち上げ、子育て支援のあり方を検討されていると思いますが、その取り組み状況についてお伺いします。 また、幼稚園の現状として、定員充足数を下回っている状況だと聞いております。それに対する対策についてもお伺いします。 健康福祉部長学校教育部長、それぞれお答えいただきますようお願い申し上げます。 整理番号36番、0歳児保育の充実についてお伺いいたします。 柏原市では、毎年4月時点では待機児童がほぼゼロと聞いておりますが、年度途中においても待機児童が生まれないよう迅速な対応をお願いしたく現状についてお伺いいたします。 整理番号37番、市立柏原病院の現状と今後の方向性についてお伺いいたします。 我々は、待ち時間や接遇といった問題だけではなく、長期的なスパンで市立病院をどういう形で経営していくのが最良な方法なのかを議論していきたいと考えております。毎年多額の税金を投入している柏原病院の現状と今後の方向性についてお伺いしたいと思います。 最後になりますが、整理番号38番、商店街の活性化対策についてお聞きします。 商店街の皆さんが、自主的にイベントや清掃活動に取り組まれ、にぎわいを取り戻そうと頑張っておられます。本市の商店街活性化支援策と柏原の物産のPR活動などについての取り組み内容についてお伺いしたいと思います。 以上、新風かしわらの1回目の質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。 ○奥山渉議長 新風かしわら代表者の質疑・質問に対し答弁を求めます。     〔松井久尚 政策推進部長 登壇〕 ◎松井久尚政策推進部長 新風かしわらご代表山本修広議員の議案一般に対する代表質疑・質問のうち、私からは、整理番号25、28、29、32の4件についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号25でございます。質疑事項は、議案第50号 特別職の職員等の給料月額の臨時特例に関する条例の制定について、質疑要旨は内容について、ご質疑は条例の内容と削減額についてでございます。 国は、厳しい財政状況と東日本大震災に対処するため、国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律を定め、国家公務員に対し平成24年4月1日から2年間の給与の減額を行い、地方に対しても今年度の地方交付税を減額し地方公務員の給与の減額を強く求めております。本市では、こうした状況を踏まえ地方交付税の削減による財政状況への影響を最小限に抑えるため、市職員の給与の減額を実施する新たな条例の制定をお願いするものでございます。 条例の内容につきましては、一般職給料表の適用を受ける職員を例にとりますと、部長級及び次長級の職員は9.77%を、課長級から4等級までの職員は7.77%を、5等級以下の職員は4.77%をそれぞれ給料月額から減額して支給するもので、病院、水道合わせ一般職全体で平均7.2%の削減となります。 また、副市長、教育長、水道事業管理者病院事業管理者は、15%の給料を減額するというものでございます。 期間につきましては、来月11月1日から翌年4月30日までの6カ月間実施することとしており、今回の減額による人件費の削減額につきましては、一般職が約9,300万円、特別職が270万円で、全体で約9,570万円と試算いたしております。 ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 続きまして、整理番号28でございます。質問事項は防犯、質問要旨は防犯対策についてでございます。 柏原市の防犯対策といたしましては、平成21年度より市内の防犯灯を省エネで明るいLED防犯灯に取りかえる事業を実施しており、平成24年度からはLED防犯灯の新設に対する補助制度も開始をしております。平成24年度末には、現在市内に6,234本ある防犯灯のうち約25%、1,581本がLED防犯灯となっております。 今後もできる限り多くの防犯灯をLEDの防犯灯に取りかえることを目標に、事業の推進に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、防犯カメラの設置につきましては、平成23年度の単年度事業として大阪府の100%補助事業により、大阪府及び大阪府警が指定した近鉄河内国分駅周辺と清州地区、玉手地区及び旭ヶ丘地区に合計12台を設置いたしております。 今後の増設につきましては、犯罪の抑止効果を踏まえながら、大阪府に対し同様の補助事業の再度の実施をお願いしてまいります。 街頭犯罪の市内発生件数は、平成21年度で556件であったものが、平成24年度では272件と総件数では大幅に減少をしております。しかし、ひったくり、痴漢といった犯罪は増加傾向にあり、市といたしましては今後も柏原警察署初め関係機関、また団体等と密接な連携のもと、積極的な地域安全活動を推進してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 続きまして、整理番号29でございます。質問事項はまちづくり、質問要旨は人口増加に対する取り組みについてでございます。 近年、本市では少子化などによる人口減少が続いており、また中心市街地の空洞化や山間地域の過疎化の進行も大きな課題となっております。人口の減少は、市民生活の活力低下を招くばかりでなく、地域経済や市の財政にも大きな影響を及ぼすことから、第4次柏原市総合計画に基づいて、市を挙げて積極的に人口増に取り組む必要があります。 そのため、本市の魅力である豊かな自然環境や歴史を大切にしながら、大阪の都心からわずか20キロほどの距離という立地条件を生かし、「教育環境」、「子育て環境」、「安全・安心」、「協働推進」、「にぎわい」、この5つの大阪ナンバーワンの推進とともに、柏原市に住んでみたい、住んでよかったと言われる質の高い魅力ある生活環境づくりを目指し、特に子育て支援策や地域産業の活性化など、若者の定住化促進に重点を置いた施策の充実に取り組んでまいります。 今年度からの新たな施策といたしましては、入院時の子ども医療費助成の対象範囲を小学6年生までから中学3年生までに拡大したこと、妊婦健康診査の助成額を府内トップレベルまで引き上げたこと、また放課後児童会の開会時間を午後6時30分まで延長したことなどなど、子育て環境の充実に取り組んでおります。 また、本年8月24日の市民総合フェスティバル夏の陣では、5年ぶりに「かしわら花火」が復活し、9月28日の秋の陣では、産学官の共同イベントや特産品の販売、市内飲食店の出店等により地域経済の活性化や交流とにぎわいの創出が図れ、さらに本市の知名度アップにつながったものと考えております。 今後も柏原市の魅力を掘り起こし、全国に魅力情報を発信しながら、「市民が活きいきとし にぎわいにあふれているまち柏原」の実現に向け、さまざまな人口増加及び定住化施策を推進してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号32でございます。質問事項は市民サービス、質問要旨は窓口サービスの向上に対する取り組みについてでございます。 窓口サービスは、多くの市民の皆様に接する大切なサービスであり、その評価は市のイメージにつながるものであるため、可能な限り市民の皆様の目線に立ち改善していく必要があると認識しております。 市民のライフスタイルが日々変化していく中、平日の日中に来庁することが困難な皆様には、平日の夜間や休日開庁のニーズがございます。今年1月に実施した市民意識調査においては、平日に市役所に行けない人にも対応してほしい、そういった意見も複数いただいているところでございます。 こうした状況を踏まえ、平日の時間延長や休日開庁につきましては、庁内関係部署の職員でプロジェクトチームを立ち上げ、近隣市の動向も見きわめながらさまざまな角度から検討を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 私からは以上でございます。     〔石井秀幸 市立柏原病院事務局長 登壇〕 ◎石井秀幸市立柏原病院事務局長 続きまして、私からは整理番号26及び37の2件についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号26についてでございます。 質疑事項は議案第53号 柏原市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、質疑要旨は内容について、特に改正の趣旨についてお尋ねでございます。 他会派のご質問でもご答弁いたしましたように、市立柏原病院では、市立柏原病院新改革プランに掲げる医療の方向性の明確化の実現に向け、医師の確保に努めるとともに診療内容の充実に努めております。 本年4月以降、特に内科において、消化器、循環器及び呼吸器の治療を専門とする医師の増員により診療内容の充実が図られていることから、消化器内科、循環器内科及び呼吸器内科を標榜診療科目に追加するものであり、この改正によりこれらの診療科名を広報誌やホームページ等に掲載することが可能となるため、市民の皆さんが希望する医療をより選択しやすくなると考えております。 今後も地域の基幹病院としての役割を果たすため、診療内容の充実を図ってまいりますのでよろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号37についてでございます。 質問事項は市立柏原病院、質問要旨は市立柏原病院の現状と今後の方向性についてでございます。 まず、施策面につきましては、救急告示の申請を7月に完了するとともに、内科、外科の医師が木曜日の日勤帯に救急隊からの依頼を直接受けることのできるホットコールの開設、大阪府がん診療拠点病院の申請要件であります院内がん登録、セカンドオピニオン外来を4月より開始、長期入院患者を一定の期間受け入れる慢性期病床も設置するなど、市立柏原病院新改革プランにおいて平成25年度の目標としております各種の施策を着実に実行しております。さらに、地域連携強化のために内科、外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科などの医師が市内の関連診療所の医師を訪問し、医師同士の顔の見える関係づくりも行っております。 一方、経営面での現状でございますが、先ほど申し上げました諸施策の効果を反映し、平成25年8月末の経常収支につきましては、収益は約17億3,300万円、支出が約15億8,500万円で、約1億4,800万円の黒字となっており、昨年度の同時期と比較いたしまして約2,000万円の増となっております。 医業収益につきましても、8月末時点で約14億7,700万円となり、このままで推移いたしますと、市立柏原病院新改革プランの平成25年度の目標数値を約5,000万円程度上回る見込みでございます。 しかしながら、資金面におきまして、平成25年度当初には約3億8,900万円の資金不足が生じており、これを解消するためには、下半期のより一層の努力が必要であります。具体的な取り組みといたしまして、近隣消防隊への内科、外科のホットコールに加え、循環器サポートコールの拡充、また消化器内科においてピロリ菌外来、呼吸器内科において睡眠時ポリグラフィー検査の開始など、でき得る限りの施策を講じるとともに、患者獲得に向けての病院のアピールにも取り組んでまいります。 今後も職員がより一層一丸となり、明確な目標に迎い邁進し達成することにより、経営の安定化を図り地域の基幹病院としての役割を十分果たすとともに、市民の皆様から必要とされる病院づくりに努めてまいりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔尾野晋一 総務部長 登壇〕 ◎尾野晋一総務部長 続きまして、私からは整理番号27につきましてご答弁申し上げます。 質問事項は防災、質問要旨は災害対策について、本市の災害対策本部の現状についてお尋ねをいただいております。 柏原市地域防災計画に基づき、本市の災害対策本部は、震度5弱以上の地震の発生や災害救助法が適用される程度の災害の発生時などに、市長が本部長となり市役所本館2階の市長室に設置すると定めております。また、当該施設が使用できないと判断される場合や災害の規模、その他の状況により応急対策の推進を図るため、必要がある場合には、市長の判断により市民文化会館など他の市施設に設置すると定めているところでございます。 災害対策本部の主な役割につきましては、災害に関する情報収集や情報発信であり、その役割を果たすための機器類の設置場所として、市役所本館2階危機管理課の奥の部屋に集約しているところでございます。大地震などの発生により本館庁舎が倒壊しこれらの機器類が破損した場合には、災害対策本部としての一定の機能喪失につながることは否めない状況でございます。 このようなことから、今般、市役所本館の耐震診断の結果を踏まえ、本年7月から市議会代表の議員各位のご参加もいただき、「市役所庁舎における耐震防災対策を踏まえた今後のあり方検討会」を立ち上げ、議論を始めているところでございます。 今後、その議論を踏まえ具体的な対応策を検討してまいりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔植田眞功 健康福祉部長 登壇〕 ◎植田眞功健康福祉部長 続きまして、私からは整理番号30、31、35及び36の4件について答弁申し上げます。 まず、整理番号30、質問事項は福祉、質問要旨は子育て施策について、子育ての支援、不妊治療助成についてのお尋ねでございます。 本市では子育て支援充実の一つとして、妊婦健康診査につきましては、さきの市議会で承認いただきましたように、女性が妊娠してから出産するまでの間、受診料を心配することなく安心して受診し、安全に出産できるよう助成金額を府内でも上位になります11万6,840円に拡充して、9月1日から実施しておるところでございます。このことにより、妊婦の健康管理の充実と経済的な負担の低減が図られ、子どもを産みやすい環境づくりに寄与できているものと考えております。 また、もう一つの子育て支援として、不妊治療助成制度でございますが、我が国では妊娠を望んでいる方の約10%が不妊症であると推定されており、不妊治療を受ける夫婦は年々増加している状況でございます。不妊症の治療につきましては、特定不妊治療には保険適用がされず1回の治療費が高額であることから、子どもを持つことをあきらめざるを得ない方がございます。 現在行われている助成制度につきましては、大阪府が特定不妊治療に対して実施している特定不妊治療助成事業がございます。この大阪府特定不妊治療助成事業の給付内容は、助成対象者を居住要件や所得要件などにより定めており、1年度当たり治療ステージにより7万5,000円から15万円を限度に、1年目は3回まで、2年目以降2回まで、通算5年間10回を超えない範囲で助成しております。 大阪府内における他市町村の独自の制度の実施状況は、大阪市、堺市、豊中市、高槻市、東大阪市、大阪狭山市、富田林市、和泉市、泉大津市及び忠岡町が実施していると聞いております。 助成内容といたしましては、先ほども申し上げました大阪府特定不妊治療助成事業による助成額を差し引いた残りの自己負担額のうち、1年度当たり5万円を限度として2回から3回を助成するものでございます。 そこで、本市でも独自に不妊治療助成制度を実施できないかとのご質問でございますが、不妊症の治療に係る費用が高額になることから、少しでもご夫婦の経済的負担を考慮する必要性があるということは認識しているところでございます。助成制度の実施に当たりましては、不妊治療の実態等を十分理解した上で、先行実施している自治体などの状況を検証し、また、市の財政状況を考慮しながら今後の対応を検討してまいりたいと考えております。 よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号31、質問事項は福祉、質問要旨は高齢者・障がい者虐待防止対策についてでございます。 まず、高齢者の虐待防止につきましては、平成18年から高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律が施行され、本市におきましても高齢者虐待防止に積極的に取り組んでいるところでございます。 虐待による対応件数としましては、平成24年度で95件、うち虐待認定したものが8件でございました。相談内容につきましては、身体的虐待だけでなく、心理的虐待、性的虐待、経済的虐待、介護放棄等で複雑化しており、ケース処遇に費やす時間が長くかかる傾向にございます。 高齢者虐待の早期発見につきましては、平成20年度から警察、消防、医師会、民生児童委員協議会、介護支援専門員協議会などから構成される「高齢者虐待防止ネットワーク会議」を立ち上げ、事例研究等を通じて高齢者虐待への理解を深め、虐待を早期発見できるよう努めております。 高齢者虐待の通報を受理しますと、市と社会福祉協議会内に設置しております「地域包括支援センター」を中心にケース会議を開催し、実態把握に努め必要な支援を実施いたします。中でも生命を脅かされる危険がある緊急性が高いと判断されるケースにつきましては、市が介入し老人ホーム等に避難していただくなど、虐待を受けておられる高齢者の安全を確保しております。 次に、障害者虐待防止につきましては、平成24年の障害者虐待防止法の成立を受け、本市におきましても昨年10月1日から社会福祉協議会に委託し「障害者虐待防止センター」を設置いたしました。虐待通報は24時間365日受けており、通報があれば内容が虐待、あるいは虐待が疑われる場合は、直ちに虐待防止センター職員が本市障害福祉担当者と連携し現場へ直行しております。訪問による事実確認によりまして対応方針を協議し、介入の必要性や支援の内容などを判断し対応を行っております。 件数としましては、平成24年10月から平成25年3月までの状況は、虐待による対応件数が13件、そのうち虐待認定したものが5件となっております。また、特に緊急性が高いと判断しシェルターに一時避難をさせたものが1件でございました。 いずれにしましても、高齢者及び障害者の虐待につきましては、警察等の関係機関との連携は非常に重要であり、虐待と認定されれば直ちにともに行動がとれるように、今後とも連携体制を密にして対応してまいります。なお、本市としましては、障害者虐待につきましては、既に立ち上げております「高齢者虐待防止ネットワーク会議」と合流し、虐待防止の統一した機関を設ける予定をしており、今後とも関係機関との連携強化に取り組んでまいりたいと考えております。 よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号35、質問事項は幼児教育・保育、質問要旨は幼保一元化に向けての取り組みについて、私からはこども課の取り組みについて答弁申し上げます。 近年、少子化や子どもを取り巻く環境の変化が進む中で、多様化する教育、保育ニーズへの対応等が市町村の課題となってきております。平成27年度からスタート予定の「子ども・子育て支援新制度」におきましても、「質の高い幼児期の学校教育・保育の総合的な提供」が主な柱の一つとなっておりますので、本市におきましても、幼保一元化を積極的に推進する準備を行っているところでございます。 庁内におきましては、健康福祉部と学校教育部でワーキングチームを立ち上げ、今後の就学前教育や子育て支援のあり方について検討を重ねております。今後は、6月議会で承認をいただきました「柏原市子ども・子育て会議」におきまして、意見をいただきながら幼保一元化を推進してまいります。 よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号36、質問事項は保育、質問要旨は0歳児保育の充実についてでございます。 0歳児の保育につきましては、共働き世帯や核家族の増加に加え、早期職場復帰を希望される母親も増加していることから、低年齢児からの保育ニーズが増加傾向にございます。本市におきましては、民間保育所に0歳児の保育を委託しており、年度当初におきましては待機児童ゼロを維持しております。また、年度途中の入所にも対応できるよう、民間保育所には年度当初から低年齢児クラスの保育士の確保に努めていただき、不足する運営費につきましては、民間保育所運営費補助金として一部を補填することで0歳児保育の充実を図っております。 今年度につきましては、年度途中にも入所枠をふやせるよう保育士の確保に努めていただき、年度当初から比較して0歳児、1歳児で10名程度の入所枠増を目標としております。 平成27年度から実施予定の「子ども・子育て支援新制度」に向けた事業計画策定のためのニーズ調査を11月に実施する予定ですが、この調査の結果をもとに積極的に保育の量的拡大、確保に取り組んでまいります。 よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔浦上 隆 学校教育部長 登壇〕 ◎浦上隆学校教育部長 続きまして、私からは整理番号33、34、35の3件につきましてご答弁申し上げます。 まず、整理番号33番でございます。 質問事項は教育、質問要旨は幼小中一貫教育の取り組みと展望についてでございます。 平成19年度に堅上小・中学校で始まりました幼小中一貫教育でございますが、堅下南中学校、堅下北中学校区のモデル実施を経まして昨年の4月にいよいよ全市展開いたしました。今年度も各学校園におきまして取り組みの継続と充実に努めているところでございます。 幼小中一貫教育で成果を上げております取り組みの例といたしましては、まず、園児・児童・生徒の体育祭や文化祭などの行事を通じての交流、クラブやフェスタでの体験活動の交流、また児童会・生徒会の合同の活動、小学生が中学校へ行って中学の先生や生徒に直接授業や運動の指導を受けるなどの経験が豊かになってきたことが挙げられます。いわゆる異年齢での交流で、下の子は上の子を敬い、憧れ、たくましさを感じ、上の子は下の子をいたわり導くというよい関係が育ってきております。それと同時に、小学生にはこれまで敷居が高いと思っていた中学校が、身近に感じられるようにもなってきております。 次に、中学校区の教職員が校区の子どもたちや保護者、地域の特徴や課題に応じた合同研修会を行い、連携を深めて共通理解のもとに子どもの11年間の成長を意識しながら指導に当たるということがございます。例えば、以前は小学校の先生でしたら、中学校や幼稚園の先生の名前を1人知っていればいいほうでしたが、最近は名前どころか担当する教科やクラブ、校内での役割なども知っておりますし、幼小中11年間の教科指導や生活指導について、一緒に検討したり連携したりすることがしやすくなってきております。また、幼稚園の実践発表を小・中学校の教員が見学する、小学校の研究授業を中学校の教員が一緒に検討するなど、これまでよりも踏み込んだ共同研修ができております。 中学校区別の特徴的な取り組みについてですが、例えば堅上中学校区では、ALT、外国語の指導助手のことですが、ALTや市採用の英語の講師による幼稚園からの一貫した「使える英語」に取り組み成果を上げております。堅下南中学校区では、小学生が中学校に移動し丸一日中学校の教室で教科の専門性が高い中学校の教員の授業を受けたり、小学3年生と中学2年生が合同遠足に行ったりするなどの取り組みをしております。 他の中学校区は、2小1中で構成されており学校間の距離もあることから、頻繁には子どもの移動はできませんが、この取り組みのおかげで校区内の2小学校の交流が密になり、指導法をそろえるようにしたり、同じ中学校の教員、あるいは市採用の講師が校区内の2つの小学校の子どもに同じ教科、例えば理科や英語ですが、それを教えることにより、中学校進学時の小学校間の学習内容の差をなくし、小・中の学習面での接続を円滑にする取り組みなどを行ったりしております。 このように、各校区の実態に応じまして工夫して小中一貫教育の取り組みを進めてまいりました。 全市展開をいたしましてまだ2年目であります。学校にも保護者、地域にもまだまだ根づいた取り組みにはなっておりませんが、毎年着実な成果が出ております。今後もさらなる発展のため、各校区のすぐれた取り組みは全市に周知し、学校はそれらを参考に校区の実態に応じて工夫改善しながら、幼小中一貫教育をさらに発展充実させてまいります。 よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 続きまして、整理番号34でございます。 質問事項は教育、質問要旨は平成25年度全国学力・学習状況調査についてでございます。 本年度の全国学力・学習状況調査につきましては、平成21年度以来4年ぶりに全国において悉皆で実施されました。本市におきましても、平成25年4月24日小学校第6学年及び中学校第3学年の全児童生徒を対象に実施いたしました。 調査内容は、国語と算数、中学の場合は数学ですが、2教科について、基礎的な知識を問うA問題と、活用の能力を問うB問題及び学校生活や家庭生活の状況調査でございました。 結果につきましては、8月下旬に文部科学省より提供があり、教育委員会は所管する市内各校の結果を受け取りました。また、各学校は、自校の児童生徒の結果と全国や大阪府の平均値の結果を受け取っておりますので、現在それぞれ学校におきまして分析と対策を検討しているところでございます。 本市の本年度の全体的な結果を平成19年度からの経年変化も含めて総括いたしますと、小学校は年を経るごとにわずかずつ上昇し、国語と算数の2教科4項目についてほぼ全国平均に達しております。中学校は、平成19年度の開始当初から国語と数学の2教科4項目について、大阪府平均を上回るものの全国平均を下回る状況が続きましたが、本年度は数学が大阪府平均をも下回るという残念な結果となりました。 現在、成績が振るわなかった原因につきまして分析し、学力向上対策を検討しているところでございます。 調査結果の公表につきましては、文部科学省の実施要項には、結果の取り扱いに関する配慮事項が次のように明示されております。調査により測定できるのは学力の一部であること。学校における教育活動の一側面にすぎないことを踏まえ、学校の序列化や過度の競争へつながらないよう十分に配慮することでございます。 これを受けまして教育委員会といたしましては、結果につきましては毎年行っておりますように、教育委員会のホームページと広報かしわらにおきまして、学校別ではなく柏原市全体の小・中学校の結果概要と課題について公表してまいります。 今後さらに結果の分析を進めることで、各学校の教育活動の成果と課題の検証を行い、授業の工夫改善を含めた教職員の教育指導等の改善に生かすことで、柏原市の学力向上のために有効に活用していく所存でございます。 よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 続きまして、整理番号35でございます。 質問事項は幼児教育・保育、質問要旨は幼保一元化に向けての取り組みについて、主として就園数が減少している幼稚園の現状と対策についてお尋ねでございます。 お尋ねの本市の公立幼稚園の現状につきましては、近年の少子化の影響により幼児数が減少傾向にあることや、長時間保育が可能である保育所への入所を希望する保護者が多くなっていることなどから、就園数が減少しており、平成25年9月末現在、公立幼稚園6園中の堅下幼稚園の4歳児クラスと堅下北幼稚園の4歳児及び5歳児クラスにおきまして、本市の幼稚園教育における適正規模としております15名を下回っております。 このようなことから、公立幼稚園におきまして、預かり保育の実施や給食のモデル実施、また昨年度は全ての幼稚園の遊戯室に空調設備を設置するなどして、適正規模の園児数を確保するように努めております。 教育委員会といたしましては、今後も少子化の進行が予測されることや、保護者ニーズの多様化に伴い就園数が減少傾向にある本市の今後の公立幼稚園運営について、平成25年1月25日に「柏原市幼児教育審議会」に諮問を行い同年10月8日に答申を得ました。その答申の内容でございますが、「柏原市立幼稚園の今後のあり方基本方針」に基づきました「再編統廃合」、「民営化」、「幼保一元化(認定こども園)」を含んでおりますが、それぞれの方法の具体的検討結果と、適切な時期にこれらのいずれかの方法を選択することが望ましいとなっております。 教育委員会では、この答申や国の動向を踏まえ本市の就学前教育のあり方について十分に検討を重ね、今後の方向性を見きわめてまいりたいと考えております。 よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔奥田隆一 経済環境部長 登壇〕 ◎奥田隆一経済環境部長 続きまして、私からは整理番号38についてご答弁申し上げます。 質問事項は産業振興、質問要旨は商店街の活性化対策と柏原物産のPR活動などの取り組み内容についてお尋ねでございます。 まず、商店街の活性化対策につきましては、商店街が自主的に取り組んでおられます「にぎわいづくり」といたしまして、オガタ通り商店街のスプリングフェスタやキャンドルナイト、先日開催されましたオータムフェスタなどがございます。 また、オガタ通り商店会からの要請に基づきまして、「まちづくり一体型商店街活性化支援事業」を現在進めております。これは、本年度採択されました大阪府の全額補助金で、地元商店街で活性化協議会を発足させ、今後5年から10年先を見据えた活性化プランを策定中でございます。今後この活性化プランに基づき実施されます事業効果などを検証し、効果があらわれる施策については他の商店街にも働きかけを行い、市としての支援策、役割を検討してまいりたいと考えております。 次に、本年度商工会に初めて交付しました「商店街等にぎわいづくり補助金」を活用いたしまして、市内での消費拡大を図る「第1回ぱーぷる・スクラッチキャンペーン」を現在10月31日までの期間で実施されているところでございます。また、昨年市内飲食店を知ってもらう取り組みとして実施しました商工会主催の「はしご酒」を11月に国分地区で実施される予定でございます。 次に、「柏原物産のPR活動」についてでございます。 柏原の物産を市内だけでなく広く知っていただく取り組みとして、7月に大阪府咲州庁舎で、また9月には3日間天神橋筋商店街でブドウ、ワイン、綿実油などの販売とPRを行ってまいりました。 今後の予定といたしましては、12月7日に近鉄阿倍野橋駅構内において、車内を販売用に改装した電車の中での物産の販売、PRを行うイベントに参加する予定でございます。また、12月8日には市役所の駐車場で「とくとくトラック市」を開催し、本市の魅力を発信してまいりたいと考えております。 今後も商工会やJA大阪中河内などと連携いたしまして、商店街の活性化と柏原物産のPR活動などに取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 ○奥山渉議長 以上で一通りの答弁は終わりました。山本修広議員、再質問はありませんか。 ◆2番(山本修広議員) 答弁のほうどうもありがとうございました。初めての質問に対して真摯にお答えいただきまして、本当にまことにありがたく思っております。 整理番号順にちょっと何点か再質問させていただきたいと思います。 整理番号25番、議案第50号につきまして、今回の改正による職員の人件費の削減額が、総額で約9,570万円と大変大きな額という削減率になるということ、理解させていただきました。 それでは、柏原市として総人件費の推移と考え方についてちょっとお伺いさせていただきたいと思います。 ◎松井久尚政策推進部長 本市におきましては、平成17年度から5年間の職員数の適正化計画に基づき職員数を相当数削減し、それに応じ人件費も削減いたしております。具体的には、退職手当を除く一般会計の人件費、平成17年度決算で約40億1,700万円でございましたが、平成22年度では約34億8,300万円となり、5年間で5億3,400万円の削減をいたしております。 それ以後も職員数、人件費ともにふやさないという努力をいたしまして、平成24年度決算では微減の約34億5,400万円となっております。 その後の計画といたしましては、少数精鋭を基本として、引き続き総人件費が膨らまないよう取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ◆2番(山本修広議員) ありがとうございます。この5年間についても相当の人件費の削減という形で取り組んでおられるということが非常に理解できました。 その上で、総人件費はますます削減の傾向にあるかと思います。市の職員の方々、理事者の方々並びに大変なご負担を強いることもあるかと思うんですけれども、それでは、副市長や教育長、管理者の給与についてどのようなお考えをお持ちか、再度ご質問させていただきます。 ◎松井久尚政策推進部長 市長、副市長、教育長、水道事業管理者病院事業管理者の給料の額につきましては、平成25年の9月19日に柏原市特別職報酬等審議会に諮問をいたしております。その答申を受けた後に検討をしてまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ◆2番(山本修広議員) 了解いたしました。理事者並びに副市長並びにまた検討されるということで、了解いたしました。 市のサービスとは、市の職員、またその上の管理者、理事者の皆様が一丸となってのサービスとなるかと思いますので、職員の皆様、理事者の皆様におかれましては、この削減にもかかわらず市民に対するサービスが低下しないように、引き続き市民のためにご尽力いただけますようお願い申し上げます。 そして、市長の給与を削減されました。そして、職員も半年間のカットという状況になりました。我々新風かしわらは、このことも重く受けとめさせていただいて、この項を閉めさせていただきたいと思います。 続きまして、整理番号26番に対してなんですけれども、病院の条例改正の趣旨は理解させていただきました。 改正に伴うコストについて、また診療科目標榜後に専門医師が欠員になったりとかいうおそれはないのでしょうか。 ◎石井秀幸市立柏原病院事務局長 今現在ですけれども、今回新たに診療を標榜いたします消化器内科、循環器内科、呼吸器内科につきましては、既にもう診療を実施しておりますので、新たにコストがかかるということはございません。 今回標榜させていただいた理由といいますのは、診療内容が充実してきたことと、それからドクターが増員になったということですけれども、今後このドクターが減員、減らないかというご質問でございますけれども、この分につきましては、関連大学であります大阪市立大学医学部のほうに柏原病院の新改革プラン並びに平成25年度の取り組みのビジョンというのを大学教授のほうにも説明に行っておりまして、ドクターの新たな増員という形でも希望をお話ししておりますので、今後万が一ドクターが減るようなことのないように、再度また力を入れていきたいなというふうに考えております。 以上でございます。 ◆2番(山本修広議員) 了解いたしました。コストの増減が今のところ開いておられるということで、新たなコストの追加はないというところも理解させていただきました。 病院として今後も市大との連携を深めていただいて、ぜひとも医師不足にだけはならないよう、標榜されてからきょうは突然のお休みですとか、そういったことにならないようにだけぜひともご尽力いただけますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号27番でご質問させていただきます。 災害対策本部の現状の問題点、状況、理解させていただきました。 ただその上で、市民の命を救う、災害が起こりましたら市民は一時的に避難する場所が必要かと思います。それが今柏原市内に一時避難地と防災倉庫などの設置状況、どこに何がどれだけあるのかというようなことをお伺いしたいと思います。 ◎尾野晋一総務部長 災害時の一時的な避難場所といたしましては、本市の地域防災計画におきまして、市内の市立小・中学校の校庭、運動場、それとか市営の運動広場など現在22カ所を一時避難地としての指定をしております。 ただ、一時避難地と申しますのは、災害時において地域住民であるとかの方々の集合、あるいは待機場所としての役割を担っておりますので、現状において今後も増設が必要な地域があるかもしれません。そのようなものにつきましては、市内の公園を視野に入れながら、今後とも十分な現地調査を行った上で、次回の本市の地域防災計画の見直しの際に、その指定の可否を検討してまいりたいと考えております。 また、地域の防災時に使用いたします防災資機材の収納場所といいまして、地域の防災備蓄倉庫、これをコンテナあるいは物置など20カ所に現在設置しております。これにつきましても設置場所としましては、必要に応じて今後、公園あるいは広場などに設置も検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 ◆2番(山本修広議員) ありがとうございます。防災避難所及び防災倉庫の設置場所は、小学校とかそういった地域の公園とかにあるかと思うんですけれども、そういったところに22カ所、そして防災倉庫は18カ所、了解させていただきました。 ただ、まだ現状でもやはり防災倉庫がない地域もございます。そして、防災一時避難所というものも、やはりご高齢の方からするとその指定場所が遠い場所というのもやはり市内中ございます。その辺をご検討いただいて、またその会議のときにでもぜひともふやしていっていただけますよう、ご尽力いただけますようお願い申し上げます。 また、引き続きなんですけれども、さきの台風18号での大和川増水時、幸いながら台風26号のときには、本市は特段災害を帯びるというような状況は免れましたけれども、台風18号の場合は大和川も大分増水した状況になりました。 そのときの市の対応について、お聞かせいただけますでしょうか。 ◎尾野晋一総務部長 去る9月15日から16日にかけましての台風18号によります豪雨の影響から、大和川の水位が上昇いたしまして、下流地であります大阪市あるいは堺市などにおきまして避難勧告等が発令されたということがございました。 本市の場合におきましても、その状況に応じ10カ所の避難所の開設の準備をいたしておりました。それは、避難勧告を発するための手段として開設準備をしておったんですが、台風の経過とともに雨量の減少もあり、また大和川の水位も下降し始めましたので、結果的には私どものほうで避難勧告等の発令はするのに至らずにおさまったというのが現状でございます。 しかしながら今回のことを受けまして、大和川流域の自治体市町、それらの連携強化をしなければならないということから、大阪府を初めとしまして関係市町村が参加しました連絡会議がこのほど発足しまして、先日第1回目の会議を開いたところでございます。今後この会議におきまして、避難勧告や避難指示などの適切な判断、あるいは発表のタイミング等、それらを含めまして検討してまいりたいと考えております。 また、我々柏原市は、大和川の上流側についても目を配らなければなりません。そのため本市の独自の取り組みとしまして、奈良県に隣接しています三郷町、あるいは王寺町とも連携強化に向けた連絡体制の構築を既に始めているところでございます。 以上でございます。よろしくお願いします。 ◆2番(山本修広議員) ありがとうございました。台風18号も特に柏原市内に甚大な被害を及ぼすような被害がなかったこと幸いでございますが、今週末にもまた台風27号が近づいてきていますので、ぜひとも国や府、あとは大和川流域の市町村とも連携をとっていただいて、引き続き市民の安全のために取り組んでいただければと思います。 ありがとうございます。この項はこれで終わらせていただきます。 続きまして、整理番号28番、防犯対策についてなんですけれども、こちらに関しては今現状、先ほど説明いただいたLED化が1,581本になったと、そして防犯カメラは12台府の助成でつけられたということ、理解させていただきました。 また、ただしやはりそういった中でも、犯罪の件数が総数で272件と減ってきているということではありますが、先ほどのお話にもありましたように、やはりひったくりであるとか性犯罪であるとかそういったものは、ちょっと上昇傾向にあるかと思いますので、やはりそういった事件というのは、暗い夜道、狭い道路でどうしても起きがちな事件でございます。 やはり柏原は狭い道路が大変多い地域でございますので、そのためにも限られた予算の中ではあるとは思いますけれども、何とか捻出していただいて、防犯カメラを1台でも2台でも、LED防犯灯を1台でも2台でもふやしていただいて、夜でも安心して歩ける柏原をぜひとも皆さんのお力でつくっていっていただきたいと思いますので、ぜひとも引き続き安全・安心なまちづくりをよろしくお願い申し上げます。 この項は以上で終わらせていただきます。 続きまして、整理番号29番、人口増加に向けた取り組みにつきましても理解させていただきました。 こちらもこの取り組みに関しては、将来の柏原の命運がかかる分野でございますので、引き続き何とぞご尽力いただいて、もう減少をしていく経緯をとめられるような何かしらの成果を上げられるよう引き続きご尽力いただけますようお願い申し上げます。 整理番号30番につきましてですけれども、不妊治療につきましては、国や府、府のほうで助成があるということですけれども、やはり市単独でその補助をされている市があることにはあるかと思うんです。先ほども出ました他市でもされているかと思うんですけれども、やはりこのあたりも本市の財政状況の中を鑑みまして、できる、できないという状況があるかと思いますけれども、やはりそこも子育て教育ナンバーワンの柏原を目指すに当たりまして、ぜひとも力を入れていただきたい分野でもあると思います。 何とぞ他市の状況にも留意していただいて、他市におくれをとらないような状況でぜひとも実行いただけますよう切に要望、お願い申し上げます。 続きまして、31番に関してですけれども、高齢者や障害者に対する虐待に関してですけれども、これに関しても決して許されるものではないかと思います。 やはり虐待発見時の市民の皆様の緊急連絡というのは、先ほどお答えいただきましたネットワークがあったかと思うんですけれども、先ほどご説明いただきました地域包括支援センターですか、そちらのほうに連絡がいくということですけれども、やはり一般市民の皆様、虐待を発見されるとかになると、やはり警察、消防のほうに連絡がいくことが多々あるかと思いますので、ぜひとも市の機関と警察との連携を密にとっていただいて、すぐに発見していただきすぐに対応していただけますよう、こちらもあわせて要望させていただきます。 何とぞよろしくお願い申し上げます。 続きまして、整理番号32番、窓口サービスの向上について、市民のニーズをご理解いただけていること、了解いたしました。それにあわせてなんですけれども、市民サービスの向上をさせる上では、窓口業務の時間延長や日曜窓口の休日窓口の開設を前向きにご検討いただいているということですけれども、次に、住民票などのコンビニ交付や自動交付機などの活用策についても、やはりあわせてご検討されているかと思います。 その場合の共通番号制度法案、マイナンバー法案との関係も含めて、その自動交付機等のお考えについてお聞かせいただきたいと思います。 ◎岡本彰司市民部長 お答えいたします。 現在、まずコンビニ交付の実施しております市町村につきましては、豊中、枚方、茨木、羽曳野、門真の5市でございます。 次に、自動交付機の導入の市町村につきましては、堺、八尾、羽曳野、豊中、和泉、大東、泉佐野、熊取の7市1町でございます。 それにしたがいまして本市といたしましては、コンビニ交付の実施や自動交付機の導入につきましては、多額な費用が必要な事業でございますことから、平成27年から実施されます社会保障制度番号制度、マイナンバー制度がスタートすることにより、年金や税、福祉医療関係など、国や地方自治体で必要であった住民票等の提出が不要になるということが見込まれますことから、マイナンバー制度の実施以後、住民票等の請求も件数がかなり減少すると考えられますことから、自動交付機の導入についてもコンビニ交付の導入についても、十分に今後調査検討して考えてまいりたいと思っておりますんで、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ◆2番(山本修広議員) ありがとうございます。コンビニ交付、自動交付機等、やはり僕も買い物で八尾市などに行ったときに見かけることがございます。自動交付機。やはり働いているお父さん、お母さん、ご家庭のニーズというものは、さすがにやはり市役所の時間どおりに市民の方も動いていただけるわけではないので、やはりそれに対してどのように市民サービスの窓口のサービスを改善していくかというところが、やはり市民サービスの第一歩かなとも思われますので、自動交付機、コンビニ交付、多額な費用もこちらもかかるかもしれませんけれども、そういった機械の導入が無理ということであるのなら、ぜひとも休日開庁、時間延長などそちらのほうのご検討も引き続き改めてご検討いただければと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、整理番号33番、幼小中一貫教育についてのお話ですが、了解させていただきました。やっぱり行事や合同活動、そういったものを通じて、上の子が下の子のお世話をするといったいい関係が築かれていくというのは、大変貴重な経験であり大変すばらしいことだと思います。 引き続き来年度の取り組みに向け、さらなる充実を目指されるようよろしくお願い申し上げます。 続きまして、整理番号34番、全国学力・学習状況調査について、こちらのほうも教育部長のお話、受けとめさせていただきました。柏原の人口増加、まちづくり政策の一環として、未来を担う子どもたちの学力の向上は大変重要かと思います。やはり市長の施策にも、教育ナンバーワンの柏原を目指している部分があると思いますので、やはりその部分では大変喜ばしいことだとも思います。 ただ、本日の新聞にも掲載がございましたけれども、文部科学省も来年度から学校別成績を公表できるよう実施要項を見直す方向で検討に入るということで記事もございました。過度の競争が起きるのではないかとか、先ほども答弁はありましたけれども、やはり学校別というところの学力を知っていただくことで、さらに教育への関心も深まるかとも思います。 学力調査は一側面にしかすぎないことは理解した上で発言させていただきますけれども、やはり経済格差の壁がなくなるような対策もあわせて、学校関係者の皆様のご協力もあわせて、ぜひともこの学力テストについては真摯に前向きに検討していただきたいと思っております。 次に、整理番号35番、幼保一元化に向けた取り組みについても了解させていただきました。 国の動向にも注視していただき、健康福祉部、学校教育部とまたがる分野でございますので、何かと障害、壁などはあると思います。ですが、連携を密にして両輪となって取り組んでいただきますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。 続きまして、36番、0歳児保育の充実については、予算の限られた中でご尽力いただけていると思います。 各家庭のニーズに対応されるのは大変厳しいかと思われますが、市として働く保護者の方々を応援していくという姿勢を崩さずに、0歳児保育の充実にさらなる努力でご尽力いただけますようよろしくお願いします。 やはり今柏原市、待機児童ゼロ、これが何よりも唯一の武器です。そのために引っ越してこられたお母さん方も私知っておりますので、待機児童ゼロのまちやから柏原市に来ましたというお話も伺っております。ですので、何とぞこのいい状況を保ちつつ、0歳児保育についても前向きに拡充していただいて、安心して子育てを任せて働けるまちとして、いい柏原になれるようぜひとも引き続きよろしくお願いいたします。 続きまして、37番、市立病院の現状について、いろいろな施策プランで改善されているということを理解させていただきました。そして、また内科が3つに分けてふえるということで市民サービスも充実されるかと思います。 そこで、市立柏原病院新改革プランにのっとって、でもそれでもさらに今現状では、今年度末の浮きが5,000万円収支として見込みがあるということですけれども、それでもやはり4億円近いお金が資金不足となっている状況でございます。 税金という形で一般会計から組み込まれているという形をちょっと勘案していただいて、資金不足解消に向けて引き続きこのまま収支がぜひとも黒字でいけるような努力をしていただいて、いい柏原市民病院として引き続きご努力いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。 最後、整理番号38番なんですけれども、商店街の活性化対策について、市の動きは了解させていただきました。 次に、答弁の中にあったオガタ通り商店街活性化協議会なんですけれども、このメンバーと市の関与というのはどのようになっておりますでしょうか、お聞かせいただけますでしょうか。 ◎奥田隆一経済環境部長 まず、活性化協議会のメンバー構成でございます。協議会の構成ですが、商店街関係者2名、商工会1名、JA大阪中河内農協1名、医師会1名、中小企業診断士1名、市関係者3名、社会福祉協議会1名、その他NPO法人など4名の合計14名で構成されております。 次に、市がどのように関与しているかということでございます。協議会の運営が円滑に行われますよう産業振興課が協議会事務局を行っております。また、協議会委員として政策推進部長健康福祉部長、そして私経済環境部の3名が参画いたしまして、市の考えやご意見を申し上げ支援を行っているところでございます。 以上でございます。 ◆2番(山本修広議員) ありがとうございます。了解いたしました。 今現状は、オガタ通りの活性化というところで市としては動いておられるところもあるかと思うんですけれども、やはり柏原市、ほかにも大正通り、その他国分のほうにも商店街ございます。それに当たりましても、引き続き商店街の活性化に向けてご尽力いただけますよう何とぞよろしくお願い申し上げます。 以上、多岐にわたる質問をさせていただきましたが、これで新風かしわらの質問を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。 ○奥山渉議長 以上で新風かしわら代表者の質疑・質問を終わります。 ここで暫時休憩いたします。 △休憩 午後2時19分 △再開 午後2時59分 ○奥山渉議長 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。 この際、お諮りいたします。本日の会議時間を公明党代表者の質問が終了するまで延長したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○奥山渉議長 ご異議なしと認めます。よって本日の会議時間は延長することに決しました。 それでは、公明党を代表して、中村保治議員、登壇願います。     〔10番 中村保治議員 登壇〕(拍手) ◆10番(中村保治議員) 皆様こんにちは。10番議員の中村保治でございます。 議長のお許しをいただきまして、平成25年第3回柏原市議会定例会におきまして、公明党を代表し、議案並びに市政一般に対し、質問させていただきます。質問の機会を与えていただきました同会派両議員並びに議員各位に厚く御礼を申し上げます。 さて、去る9月8日に行われました市議会議員選挙におきまして、市民の皆様方の温かい、そして力強いご支援、ご支持によりまして、公明党の小谷直哉議員、新屋広子議員、そして私、中村の3人に議席を与えていただき、本当にありがとうございました。私ども公明党会派3名は、常に市民の目線で現場第一主義、ネットワーク政党として初心に返り、市民福祉の向上と市民参加のまちづくりを目指し頑張ってまいりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。 ある新聞の記事を紹介させていただきます。 寄り合い、語り合いの大切さを述べている部分でございます。国民的な人気を博した長寿の双子の姉妹、きんさん、ぎんさん、今、妹の蟹江ぎんさんの4人の娘さんたちに注目が集まっております。4姉妹の平均年齢は93.5歳。元気の秘訣はとの問いに対しまして、雑談と答えております。近所に住む4人が集まり、しゃべり合う時間を大切にしているということであります。 1人が話すと、すかさず誰かが「そうそう」、「なるほど」、相づちや笑いで返す。会話に切れ目がない。「よた話してよ、あははって笑ったら一番ええ」、2012年11月15日放送のNHKのクローズアップ現代での内容でございます。 長寿医療の専門家は、このおしゃべりこそが認知機能の強化や抗鬱効果を生むと、そのように注目をしております。脳を活性化させ、老化を防ぐ働きをしていると強調しております。話をすることによりまして、生きる希望や生きがいが出てくるという声もございます。 しかし、その一方では、60歳以上のひとり暮らしの男性の41.2%、女性の32.4%が電話やメールを含めても、二、三日に1回以下しか会話をしていないという、そういう事実もございます。これは2009年の内閣府の調べでございます。 会話や交流の減少という傾向は、高齢者の方々に限らず、若者や中高年も同様ではないだろうかということでございます。東日本大震災を機に一段と期待が寄せられるようになった傾聴ボランティアや若い世代を中心にしたシェアハウスの広がりも時代と社会の要請という一面もあるのではないでしょうか。 このぎんさんの4姉妹は、ちゃぶ台を囲んで毎日のようにしゃべり合うという、このような暮らしの中の身近なしゃべり場を変化する社会でどのようにつくり出していくかが非常に問われていると思います。 それでは、通告順に従いまして質問をさせていただきます。 まず、医療ということで、整理番号39番、市立柏原病院の医療体制についてお伺いをいたします。 健康、整理番号40番、健康づくりについてお伺いをいたします。 福祉の分野で、整理番号41番、子育て支援についてお伺いいたします。 同じく整理番号42番、高齢者福祉についてお伺いします。 生活環境ということで、整理番号43番、資源の循環利用についてお伺いをいたします。 教育、整理番号44番、通学路危険箇所に対する掌握と取り組みについてお伺いをします。 整理番号45番、熱中症対策についてお伺いをいたします。 そして、整理番号46番、放課後児童会の運営についてお伺いします。 次に、防災です。整理番号47番、防災についてお伺いをいたします。 まちづくり、整理番号48番、人口増に対する本市の取り組みについてお伺いをいたします。 最後に、整理番号49番、地域担当職員制度についてお伺いをいたします。 以上で、第1回目の質問を終わらせていただきます。 ご清聴ありがとうございました。 ○奥山渉議長 公明党代表者の質問に対し、答弁を求めます。     〔石井秀幸 市立柏原病院事務局長 登壇〕 ◎石井秀幸市立柏原病院事務局長 公明党、中村保治議員の一般に対する代表質問のうち、私からは整理番号39についてご答弁申し上げます。 質問事項は市立柏原病院、質問要旨は市立柏原病院の医療体制について、特に市民からご要望が多かった救急体制についてのご質問でございます。 市立柏原病院は、平成17年11月に医療体制の悪化により、救急告示の取り下げを行いました。その後、救急告示の再開を目指し、医療体制の充実を図るため、市長を筆頭に病院事業管理者、病院長等による関連大学へのたび重なる働きかけや看護学校との連携を強化することなどにより、医師、看護師等のスタッフの確保に努めてまいりました。 その結果、平成25年度当初で38名の医師を確保することができたことなどを受けまして、平成25年度当初より院内におきまして救急ワーキンググループを設置し、救急の再告示に向けて種々の検討を重ね、平成25年7月に救急告示申請を行い、平成26年1月に大阪府における救急告示病院となる見込みでございます。 救急告示の内容といたしましては、週1回木曜日を受け入れ日とし、診療協力科といたしまして、内科、外科、整形外科、循環器内科、消化器外科となっております。今後は、救急の受け入れ枠や診療協力科の拡大を図ることができますよう、より一層の努力を続けてまいりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔植田眞功 健康福祉部長 登壇〕 ◎植田眞功健康福祉部長 続きまして、私からは整理番号40、41、42について答弁申し上げます。 まず、整理番号40、質問事項は福祉、質問要旨は健康づくりについてでございます。 本市の健康づくりにつきましては、「第4次柏原市総合計画」と「第2期健康かしわら21計画」に基づき、市民の健康増進や生活習慣病の「1次予防」を重視したさまざまな事業を実施しております。第2期健康かしわら21計画では、「自分の健康は自分でつくる」をスローガンに、市民一人一人がみずからどのように健康づくりを実践できるかを示しております。 庁内関係各課や市民団体等と連携し、健康づくりについて具体的な目標を定め、講座や啓発活動などの事業を実施しているところでございます。 重点項目として、栄養、食生活、運動、身体活動、休養、心の健康、たばこ、アルコール、歯の健康、病気の予防を設定し、妊婦、乳幼児から成人、高齢者までそれぞれのライフステージに応じた保健サービスの提供を行っております。 特に、運動、身体活動の分野では、平成22年12月に宣言されました「柏原健康ウオーク宣言」に基づき、NPOやボランティアなどの市民団体や市内大学、行政がウオーキングを通じて市民の方々とともに健康づくりとまちづくりを目的に事業を実施しております。 このウオーキングは生活習慣病の予防に効果があり、手軽に取り組めることから、柏原の自然を生かした薬草探索ウオーク、竜田古道ウオークや水仙郷ウオークなど、ウオーキング事業を市民協働で実施し、市民の皆さんから好評を得ております。 さらには、市民の健康づくりの推進や体力づくりのため、保険年金課や高齢介護課との連携のもと、市民のニーズに合わせた運動教室や栄養講座など、生活習慣病予防を効率的、効果的に実施するセレクト・ウエルネス事業の展開を図っているところでございます。 また、市民の健康づくり運動の輪を広げるために、市民協働でボランティアとして「健康づくり応援団」などを育成、支援するなど、市民の主体的な健康づくり、運動になるよう働きかけを図っております。 病気の予防、健康に関する事業では、オアシス健診やがん検診を実施して、疾病予防やがんの早期発見を図り、医療費の抑制に取り組み、受診率の向上を図るため、毎年さまざまな工夫を凝らし、啓発を行っているところでございます。 がん検診の受診率につきましては、平成22年度は胃がん検診4.3%、大腸がん検診4.8%、肺がん検診2.9%、乳がん検診23.5%、子宮がん検診28.5%となっています。 参考までに、公表されている大阪府内の平成22年度のがん検診受診率と比較しますと、胃がん検診で1.3ポイント低く、大腸がん検診で7.4ポイント低く、肺がん検診で5.5ポイント低く、乳がん検診で3.9ポイント高く、子宮がん検診で2.9ポイント高くなっており、受診する時間が決まっている集団検診で行っている胃、大腸、肺がん検診の受診率が低くなっておる状況でございました。 平成24年度は集団検診の受診率のアップを目標に、受診者の利便性を配慮して日曜日に年2回がん検診を実施し、また、胃、大腸、肺、乳、骨粗しょう症を一度で受けられるセット検診を実施した結果、平成24年度は平成22年度と比較して、がん検診では0.26ポイント、大腸がん検診で2.16ポイント、肺がん検診で1.0ポイント高い結果となっております。 今後は、さらなる受診率のアップのため、無料で実施していることのPRや、また、一度も健診を受けたことがない人、継続的に健診を受けていない人などに対しまして、積極的な働きかけを行うことにより、未受診者対策の強化を行うなど、受診率の向上に努めてまいります。また、引き続き受診者の利便性に配慮した健診体制を整えるとともに、受診する必要性の啓発にも努めてまいります。 このように、本市におきます健康づくりの取り組みにつきましては、適正な食事や運動など、日常の生活習慣を改善することで健康を増進し、生活習慣病等の発生を予防する一次予防に重点を置き、健康寿命の延伸、がん検診事業の充実、市民の体と心の健康づくりを進めるための講座や教室などの健康増進事業、健康相談に関する事業などについて、ライフステージに応じた取り組みを展開してまいります。 また、行政だけではなく、市民、団体、大学が取り組むべき目標を共有し、地域社会全体で健康づくり運動を進めてまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号41、質問事項は福祉、質問要旨は子育て支援についてでございます。 少子化や核家族化が進み、周りに子どものいる家庭が少なくなり、地域では人のつながりが希薄化する傾向にございます。子育て中の家族は身近に相談できる人がいなく、子育てに関する情報が得られないまま孤立感や育児不安を抱えておられる場合がございます。 本市では、子育て家族が家庭生活を安心して送れるよう経済的な支援としまして、今年度、子ども医療費入院助成の対象を中学校修了前まで拡大しました。保育所では、年度当初の入所待機児童ゼロという大阪府内ではトップクラスの子育て支援事業を展開し、保育に欠ける子どもの親の就労支援のほか、障害を持つ子どもの保育の充実に努めております。 このほか、保育所を利用しない在宅の子育て家庭に対しては、親子が楽しく遊べるよう、園庭開放を実施しています。相談、情報提供による支援について、地域子育て支援センター「スキップキッズKIDS」に2名の専属職員を配置してきましたが、今年度は国分東地区「ハローキッズKIDS」にも専属職員1名を配置し、児童虐待の予防や防止に家庭児童相談員業務を開始したところでございます。 また、保健センター、つどいの広場や保育所などでも子育てをしている人の孤立感や不安を軽減するため、適切なアドバイスを受けることができます。さらに、つどいの広場では、地域ボランティアによる世代間の交流が行われ、保護者同士も交流し、情報交換や気分転換の場として利用いただいております。 子どもの数は減っているにもかかわらず、育児相談の増加や児童虐待のニュースが後を絶たない状況でございますので、地域との連携、協力のもと、子育て家族を孤立させないよう支援施策を進めてまいります。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号42、質問事項は福祉、質問要旨は高齢者福祉についてでございます。 近年、超高齢化社会を迎え、核家族化が進むなど、著しく社会情勢が変化していることから、孤独死、認知症による徘回、高齢者虐待など、高齢者を取り巻く問題も複雑化してきております。 本市では、そういう状況の中で、平成22年度から「地域あんしん事業」を立ち上げ、見守りを専門とする職員を配置し、民生児童委員や老人会などと連携しながら、ふだんから継続的に見守りを行うことでひとり暮らしの高齢者等の生活実態を把握し、必要に応じ介護サービス等を提供できるよう努めております。 また、平成18年度に健康福祉センター(オアシス)内に「高齢者いきいき元気センター」を設置し、高齢者の方々の生活相談に応じており、主任ケアマネジャー、社会福祉士、保健師の専門職が介護サービスはもちろんのこと、医療、福祉など、さまざまなサービスを組み合わせて支援できるよう取り組んでおります。 さらに、介護保険制度につきましては、介護給付費が年々増加し、制度発足当時は約15億7,000万円であったものが、平成24年度決算では約45億を超え、さらに増加し続けていく見通しとなっております。 今後、介護給付費の増加に伴う保険料の上昇を抑制するためには、より一層高齢者が要介護状態となるのを予防する事業を積極的に進めることが重要と考えております。 そこで、生き生きと元気で生活していただけるよう、オアシスや国分図書館などで「からだすっきり若返り教室」などの教室や、介護状態となる危険性の高い高齢者に対しては、「転ばぬ先の元気教室」などを開催しております。また、地域の会館で介護予防に取り組むボランティアグループに対しては、活動経費の一部を助成し、自主的に介護予防に取り組めるよう支援しております。 加えて、今年度から介護給付適正化システムを導入し、介護サービス事業所の介護給付の実績情報と利用者の方の認定データ情報を突合することにより、介護サービス事業所に対し、適正な介護サービスの提供を行うよう促す取り組みも始めております。今後、さらに介護予防事業や介護保険制度の適正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 私からは以上でございます。     〔奥田隆一 経済環境部長 登壇〕 ◎奥田隆一経済環境部長 続きまして、私からは整理番号43についてご答弁申し上げます。 質問事項は環境、質問要旨は資源ごみの循環利用についてお尋ねでございます。 本市では、3R推進事業の一環として、環境啓発事業、地域住民の方々が実施する集団回収の補助金交付事業、拠点回収によるリサイクル事業などを実施し、一般廃棄物の減量に努めております。 まず、環境啓発事業につきましては、毎年6月の第1日曜日に市民団体と協働で開催します「環境フェア」、食材を残さず有効利用する「エコロジーライフクッキング」、レジ袋、包装紙を使用しない「マイバッグキャンペーン」、服の再利用を推進する「子ども服リユースフェア」などを実施し、ごみを出さない意識の高揚に努めております。 次に、集団回収事業は、平成19年度から地域住民のリサイクル活動を促進し、循環型社会の形成に寄与することを目的として、地域で行われている「こども会」、「町会」などの集団回収に対し、新聞、雑誌、段ボール、アルミ缶の4品目におきまして、1キログラムにつき5円を補助する制度として実施しております。 この事業の回収実績といたしましては、発足時の平成19年度では登録団体15団体、285トンでしたが、平成24年度では、登録団体は40団体、1,166トンとなり、約4倍と増加しております。また、古紙につきましてのその他の回収方法といたしましては、公共施設、公立の保育所、幼稚園及び小・中学校で発生するものを対象に、市内33箇所で拠点回収を行っております。 次に、ペットボトルの回収につきましては、公共施設、小学校、量販店等、市内37箇所に回収ボックスを設置し、拠点回収を行っております。また、牛乳などの紙パックにつきましても、同様に市内34箇所での拠点回収を行っているところでございます。 今後も引き続きまして、市民の方々の環境意識の向上と循環型社会の構築を目指しまして事業推進に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔浦上 隆 学校教育部長 登壇〕 ◎浦上隆学校教育部長 続きまして、私からは整理番号44、45の2件についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号44番でございます。 質問事項は教育、質問要旨は通学路の危険箇所の掌握と対策についてでございます。 通学路危険箇所の掌握につきましては、各学校ごとに「校区安全マップ」等を作成し、随時危険箇所を掌握しております。昨年度は、6月上旬に教育委員会と各学校で総点検を行い、安全配慮箇所の確認をいたしました。 その後、7月に各小学校区の最重要点検箇所につきまして、警察、道路水路管理課、道路水路整備課、教育委員会、学校の4者で合同点検を実施し、警察、道路水路管理課により、安全地帯の確保や通学路の表記、通行規制看板の改善等を実施していただきました。本年度につきましても同様の安全点検を計画しているところでございます。 また、学校・地域からの要望につきましては、校長・PTA会長・区長などの連名で要望書を関係機関に提出し、改善に向けて取り組んでおり、今年度は旭ヶ丘小学校区内の府道において、道路外側線工事を八尾土木事務所で計画していただいております。また、安全対策といたしましては、教職員やPTAを初め、健全育成会の諸団体のご協力のもと、登下校時の交通安全指導や見守り活動を行っていただいております。 さらに、通学距離の長い堅下南小学校区と国分東小学校区におきましては、登下校の安全を確保するため、通学路警備業務事業を実施し、警備員を配置しております。今後とも関係機関と連携し、通学路の安全を確保してまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 続きまして、整理番号45番でございます。 質問事項は教育、質問要旨は熱中症対策についてでございます。 近年、夏場の気温が35度以上を記録する日が増加傾向にあり、学校の管理下における熱中症事故の発生が危惧されております。ことしの夏も全国の学校におきまして、重篤な熱中症の事故が相次ぎ、万全の事故防止策を講じることが求められております。 教育委員会といたしましては、熱中症事故の予防をより徹底するために、教職員や生徒が気温や湿度を把握しやすいように、今年度、市内全校園の体育館と各教室に「熱中症予防対策温湿度計」を配備し、日常的にその数値を確認するよう指示しております。状況に応じて危険度が示された場合には、運動を控えたり、小まめに水分補給をさせたりしております。 熱中症対策といたしましては、気温が高い日の運動時間に配慮したり、運動場にテントを立てたり、十分な水分補給をさせたりしております。熱中症の注意喚起とともに、気分が悪くなったら知らせることや、無理をしないことなどの大切さ、睡眠や朝食の大切さなど、保健指導の徹底や保健室にスポーツドリンクを準備するなどもしております。 また、各学校園においても、限られた条件の中でそれぞれ工夫を凝らし、ゴーヤやヒョウタンによる緑のカーテンや大型扇風機の活用など、暑さ対策も行っております。今後も熱中症に関する研修を実施するとともに、児童・生徒の安全に配慮してまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔林 和彦 生涯学習部長 登壇〕 ◎林和彦生涯学習部長 続きまして、私からは整理番号46についてご答弁申し上げます。 質問事項は教育、質問要旨は放課後児童会の運営についてでございます。 現在、放課後児童会は、市立小学校11校のうち、桜坂小学校を除く10校で開設しております。各児童会の定員は、1クラス45名の定員で、現在10校のうち3校で1クラス、7校で2クラスの合計17クラスを開設しております。指導員は、原則として1クラスにつき2名を配置しておりますが、障害のある児童が在籍している場合は、その児童の状態や人数に応じて指導員を3名配置しております。 したがいまして、現在17クラスのうち8クラスが指導員2名、9クラスが指導員3名の計43名の指導員体制で放課後児童会を運営しております。また、10月1日より保育時間の延長をご希望される場合には、開会時間を午後6時30分まで延長し、1クラス2名の指導員体制で対応いたしております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔尾野晋一 総務部長 登壇〕 ◎尾野晋一総務部長 続きまして、私からは整理番号47につきましてご答弁申し上げます。 質問事項は防災、質問要旨は防災について、本市の防災備蓄物資の現状についてお尋ねいただいております。 現在の備蓄物資のうち、災害発生から一定期間避難所等で必要とされるアルファ化米などにつきましては、本市地域防災計画に示されている必要量の備蓄を完了しております。 しかしながら、避難所生活が長期化した場合における備えといたしましては、現在の備蓄物資だけでは不十分であると認識しております。避難所などで必要とする物資等につきましては、その質や量、全て想定した上で備蓄しておくことは保管場所の確保や財政状況からも困難であると考えております。 本市では、その補完措置といたしまして、一昨年度から民間事業者との間で災害時の物資供給に関する応援協定を順次締結し、その必要とする物資の円滑な確保に努めておるところでございます。その応援協定の締結状況といたしましては、昨年度新たに市内に店舗を持つスーパーマーケット3社と締結いたしました。 今年度は、さらにより多くの業種の事業者と締結すべく、市内商工業者から組織されている柏原市商工会の協力を得まして、多くの事業者との間で締結に向け交渉中や内諾をいただいているところでございます。今後も東日本大震災などでの教訓を生かしまして、市独自の備蓄と応援協定の充実により、必要な物資の確保等を図ってまいります。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔松井久尚 政策推進部長 登壇〕 ◎松井久尚政策推進部長 続きまして、私からは整理番号48、49についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号48でございます。 質問事項はまちづくり、質問要旨は人口増に対する本市の取り組みについてでございます。 他会派の質問でご答弁いたしましたとおり、近年、本市では、少子化などによる人口減少が続いており、また、中心市街地の空洞化や山間地域の過疎化の進行も大きな課題となっております。人口の減少は市民生活の活力低下を招くばかりでなく、地域経済や市の財政にも大きな影響を及ぼすことから、第4次柏原市総合計画に基づいて市を挙げて積極的に人口増に取り組む必要がございます。 そのため、本市の魅力である豊かな自然環境や歴史を大切にしながら、大阪の都心からわずか20キロほどの距離というこの立地条件を生かし、柏原市に住んでみたい、住んでよかったと言われる質の高い、魅力ある生活環境づくりを目指し、特に子育て支援策や地域産業の活性化など、若者の定住化促進に重点を置いた施策の充実に取り組んでまいります。 今年度からの新たな施策といたしましては、入院時の子ども医療費助成の対象範囲の拡大や妊婦健康診査の助成額のアップ、また、放課後児童会の開会時間の延長等々、子育て環境の充実に取り組んでおります。また、市民総合フェスティバル夏の陣、そして秋の陣では、地域経済の活性化や交流とにぎわいの創出が図れ、さらには本市の知名度アップにつながったものと考えております。 今後も柏原市の魅力を掘り起こし、全国に情報を発信しながら、「市民が活きいきとし にぎわいにあふれているまち柏原」の実現に向け、さまざまな人口増加及び定住化施策を推進してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号49でございます。 質問事項はまちづくり、質問要旨は地域担当職員制度についてでございます。 地域担当職員制度導入の背景についてでございますが、少子化や核家族化など、社会状況の変化に伴う地域の人間関係の希薄化やそれに伴う町会加入率の減少などにより、地域での課題解決能力の低下が懸念をされております。 しかし、一方で、防犯、また防災、福祉や環境等、さまざまな課題が地域には存在いたしております。その解決に向け、地域の声をくみ上げ、市民と行政の連携を強化する仕組みとして、本年9月より地域担当職員制度を導入したものでございます。 制度内容につきましては、地域との関係づくり、地域課題の把握が大切であると考えまして、柏原、堅下、国分、堅上の4地区にそれぞれ担当職員を班分けし、全体で20名配置いたしております。また、担当職員につきましては、一定の行政経験を積んだ管理職を任命し、定期的に訪問等により、各区長と連絡をとり合い、地域からの意見や要望をお聞きし、迅速に担当部署に連絡調整することで地域との連携強化が図れるものと考えております。 具体的な業務内容でございますが、担当職員は事案ごとに経過報告書を作成し、各班のリーダー及び所管課であります地域連携支援課に提出することになっております。また、月1回リーダー会議を開催し、情報の共有や意見交換を行い、各担当者の対応の平準化や今後の制度のあり方について検討をいたしておるところでございます。 本年度につきましては、制度開始当初ということもあり、地域との関係の構築、そして、地域課題を把握すること、こういったことを中心に取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願いを申し上げます。 私からは以上でございます。 ○奥山渉議長 以上で一通りの答弁は終わりました。中村保治議員、再質問ありませんか。 ◆10番(中村保治議員) それでは、整理番号順に従いまして再質問させていただきます。 最初に、一般質問での市立柏原病院ということで、整理番号39番ですけれども、市立柏原病院の医療体制についてお尋ねをさせていただきました。 その中で、特にこれは現場を回らせていただいておりますと、非常に救急告示の部分は現場でもよく話題になっておりましたけれども、この救急告示をすることによりまして、一つの医療体制、これはどのように変わっていくのか、まずお尋ねをいたします。 ◎石井秀幸市立柏原病院事務局長 ご答弁申し上げます。 救急告示をすることによりまして、どのように医療体制が変わっていくかということですけれども、今現在、柏原病院といたしましては、救急という意味でいいますと、時間外診療というのを木曜日、土曜日、日曜日、内科、外科に関しましては、木曜日の5時で終わってから明くる日の金曜日の朝まで、土日に関しましたら24時間、内科・外科に関しては時間外診療という形でやっております。 小児科に関しましては、木曜日は夕方の5時に終わってから7時45分まで、それと、日曜日午前中ですけれども、時間外診療をやっております。 市民の方々のほうから時間外診療、救急という形の要望がかなりありましたので、柏原病院としましたら、とりあえず木曜日に関しましては、先ほど申し上げましたように、内科、外科、消化器外科、循環器内科、整形外科という形で5つの部分につきまして救急告示を行いまして、夜間等に救急が必要な方に対しまして受け入れをやっていくという形で市民の要望に応えていく医療体制をつくっていきたい。それをすることによりまして、病院の収益にもつなげていきたいなという形で思っております。 以上です。 ◆10番(中村保治議員) そうしますと、実際に必要に応じての部分がありますけれども、特に、いつも市民病院にかかりつけ医の方と、突然そういう発生した場合、救急を要する場合、いろんな場合によって若干違いはあるのかなと思うんです。その点はいかがですか。 ◎石井秀幸市立柏原病院事務局長 今、私が申し上げましたのは、木曜日、土日と言いましたのは普通、柏原病院に全然かかっていない方で急にぐあいが悪くなった場合のお話をさせていただきました。 柏原病院に例えば入院されて、退院された方とか、柏原病院に通院されている方で、今現在、通院されていてぐあいが悪くなったという患者さんにつきましては、かかりつけ患者さんという形で、夜間でも月曜日から土日も含みまして、24時間かかりつけ患者さんという形で病院のほうで受け入れをしております。 以上です。 ◆10番(中村保治議員) 非常にきめ細やかな体制をよろしくお願いしたいと思っています。何事もこれは初めての試みをもっと具体化した話になりますんで、特に市民の方がやっぱり不安になっている部分をできるだけ軽くしてあげて、そういう対応をお願いしたいと思います。 それに伴いまして、救急による重症患者の受け入れのためのICUとか、また、HCUの設置、そういう検討も必要になってくるのかなと思うんですが、その点はいかがでしょうか。 ◎石井秀幸市立柏原病院事務局長 おっしゃるとおりです。それで、今現在、柏原病院ではICU設置ワーキングというのをつくっております。木曜日の救急告示をするに当たりましても、当然緊急の手術も必要になってきますので、ICUという形の部屋も必要になってきます。 あと、今、循環器内科につきましても、積極的に取り組んでおりますので、今現在も消防署とか市内の診療所のドクターに対しましても、循環器サポートコールという形で、これにつきましては、例えば市内の診療所ですけれども、夜8時ごろまで各診療所が対応されていると思うんですけれども、柏原病院の循環器のドクターが携帯電話を持っておりまして、各診療所からの問い合わせ、例えば循環器疾患に関する問い合わせ等がありましたらサポートできる体制、それとか、柏原病院のほうに検査とか予約とかいう意味も踏まえまして、循環器サポートコールというのも各市内の診療所のほうにも通知しております。 そういった形で循環器に関しましても、救急のことに関しましても、今後、柏原病院としてICUの設置が必要かなということで、今現在、ICU設置ワーキングをつくって検討しているところでございます。 以上です。 ◆10番(中村保治議員) 例えば、消防隊がそういう形で問い合わせするときに、今までだったら、一旦市民病院の代表にかけて、それからつないでいた部分が、ホットコールという形で直接携帯電話でつながるというふうに理解したらよろしいんでしょうか。 ◎石井秀幸市立柏原病院事務局長 はい、そのとおりです。今まででしたら、救急車が患者さんのところへ行きまして、症状等について柏原病院で受け入れができますかというのを一旦柏原病院の交換が受けておりましたけれども、その分につきましては、先ほど言いましたけれども、とりあえず今現在は、内科、外科に関しましては木曜日、携帯電話を持っております。循環器サポートコールにつきましては、先ほど診療所と言いましたけれども、この分につきましても、消防署のほうに通知いたしております。 循環器に関しましては、月曜日から金曜日までの平日朝9時から5時までは消防署のほうへ内科、外科及び循環器内科については消防署のほうにも携帯電話を通知しておりますので、救急隊のほうから直接ドクターの手元に連絡が入って、柏原病院として早急に対応できる体制をとっております。 以上です。 ◆10番(中村保治議員) 細かくちょっとお話を聞かせていただきました。特に、石井局長におかれましては、マニフェストというのを平成25年にホームページでも明かされている中に、この救急医療体制の充実ということが盛り込まれておりましたので、やはり市民の方が本当に安心して任せられる、そういう病院を目指していただきたい。 また、地方自治体としても、病院としても本当に必要なんだということを、他会派の質問もありましたけれども、ぎりぎりの持ち出し、財政の持ち出しをどうバランスよくしていくのかというのが非常に大事になってきますので、その点も含めて今後ともよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、整理番号40番、健康づくりについてでございます。 この点については、私もずっと取り組んで提案もさせていただいてきたわけでございますけれども、特にちょっと質問させていただきたいのは、この健康ウオーク推進協議会の事業内容をまずお伺いいたします。 ◎植田眞功健康福祉部長 健康ウオーク推進協議会の事業内容ということでございますけれども、これは、平成22年12月に宣言されました健康ウオーク宣言に基づきまして、健康福祉課など、市役所の関係各課、また、市民団体、ボランティア、市内の大学を含めまして、健康ウオーク推進協議会を設立したわけでございます。月に1回例会を開きまして、いろんな事業のプランを練っております。 きのう、柏原病院で開催されました健康フェスティバルでも市民病院と共催しまして、健康ウオーク推進協議会が市内のウオーキングコースとかウオーキングの効果とかを展示されました。いろいろとコースの紹介とかを含めまして、実際に歩くというような事業も展開されております。 以上でございます。 ◆10番(中村保治議員) 最近、ウオーキングにもちょうど大和川の側道というんですか、ご夫婦で歩いている姿、また、朝方、昼、夜と歩いておられる方が非常にふえてきているということで、そのように感じております。この事業は非常に末広がりというか、健康づくり運動の一つのかなめになっているなと、そのように感じております。 今後とも、この点は引き続きウオーキング部門を中心に、また、柏原病院とも連携をとっていただきながら、また、おととい、おいなーれ柏原でも、非常に他市からの参加者も多いんですが、歩きながらいろんな動きをしていただいていることも非常に特筆すべき部分がございますので、今後ともこの部分はしっかりとやっていただきたいと思っています。 それにあわせて、これも国民健康保険事業における部分、健康づくりの部分でも、国民健康保険の実情と今後の方針についてもお伺いいたします。 ◎岡本彰司市民部長 お答えいたします。 本市の国民健康保険におきましては、市民の約3分の1である2万600人の方が加入をされております。その方々に対しまして、いわゆる生活習慣病の予防を目的とした特定健診の受診の勧奨を初め、日ごろから健康をチェックする、あるいは大病になる前に未然に病気を発見する手段としての人間ドックの受診の推奨をしております。 特に、特定健診におきましては、日常の食生活や適度な運動として、生活習慣病を予防するための健康教室や一定値以上の方々に対しましては、特定保健指導を行うことで健康づくりの一端を担っていると考えております。また、いわゆる人間ドック事業につきましても、自己負担額を少しでも安く設定することで受診していただきやすい体制をつくるよう努めております。 また、人間ドックの受診者の数は、毎年増加をしております。平成24年度では866名が受診されております。さらに、今後も引き続きこの特定健診事業、さらには、人間ドック事業を推進することで市民の健康づくりに寄与してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願いを申し上げます。 以上でございます。 ◆10番(中村保治議員) ちょうどこの特定健診の事業と人間ドックの事業、私もずっと携わらせていただいている中で、特にセレクト・ウエルネスがそうだったんですけれども、ワーキングチームを立ち上げていただいて、国民健康保険課、高齢介護課、そして健康福祉課、多岐にわたってそういうチームを組み上げていただき、非常に国民健康保険の事業自体は大変やけれども、職員の方ともどもそれにチャレンジしているというのは、非常に大切であります。 そのことをどれだけ波及効果をしていくかというのが健康づくりの一番真骨頂になりますんで、その点をぜひとも継続していただき、また、ワーキングチームにもしっかりと反映させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 それと、あわせまして、健康かしわら21の計画策定委員会を含めまして、健康増進計画ということで新たに今始まっている最中ではございますけれども、この第1期健康かしわら21の計画から一歩突っ込んで21計画の第2期がスタートしている真っ最中でありますけれども、この中で何か特別に、この資料の中、計画の中にいろいろ盛り込んでいただいているところも感じるんですけれども。特に、この7つの分野の取り組みの中で、健康づくり応援団の介護予防サポーター、この交歓会に私も参加させていただきましたけれども、「つなげよう!つながろう!かしわら健康ボランティア」ということで、いろんな健康に携わるボランティアの方々が一堂に会していろんな意見交換会をされたのを記憶しているんですけれども、非常に好評であり、効果があり、また、介護予防サポーターの方がまた現場におりていろんな形で--あれからもう1年ぐらい近くたっていると思うんですけれども--広がってきていると思うんですけれども、その点は何か報告できる内容はございますでしょうか。 ◎植田眞功健康福祉部長 介護予防サポーターとか、そういった健康づくり、これは市民一人一人が自覚していただいて、自分自身が取り組んでいただくということが必要かと考えております。まず、地域地域にそういった中心的な人物を育成させていただいて、その方がまた次の方をつないでいくというような形で、市内全体が盛り上がるというような形で進めたいと考えております。 徐々に各地域でも、また、老人会とかそういうところで取り組みもされておりますので、市としましても積極的に応援していきたいと考えております。 ◆10番(中村保治議員) 今後ともこの広がりを大切にしていただいて、健康づくり運動としてよろしくお願いしたいと思います。 それでは、続きまして、整理番号41番、子育て支援についてということで質問させていただきました。 特に、子育て支援の市民ニーズをどう今後把握していくかということで1点お伺いいたします。 ◎植田眞功健康福祉部長 来月11月に子育てのニーズ調査を実施する予定でおります。これは、平成27年度から実施予定の子ども・子育て新制度、これに向けました準備でございまして、就学前の子ども、また、親がどういうような保育ニーズ、また、子育て支援を望んでおられるか、これを事業量というんですか、例えば保育所の定員、幼稚園の定員、こういったことをこのニーズ調査によりまして出しまして、もう一度見直していこうと、今の必要なニーズに合わせていこうというような調査でございます。 また、子育て支援につきましても、どういった子育て支援を望んでおられるかをこのアンケートによって探っていきたいと考えております。 ◆10番(中村保治議員) 実は、きのう、おとといにちょっとそういう子育て支援の講座を開いている場面に参加させていただきまして、非常に講師の方の内容がよかったんで、あえてちょっと一部ご紹介したいんです。 本当に、この子育て支援、非常に市長も力を入れておられますけれども、非常に難しい。子育て世代に対してどう応援していくかというのも、本当に喫緊の課題であり、また、長い目で見ていかなきゃいけない部分もあり、特にゼロ歳から3歳が非常に大事だということを改めて感じたんです。 特におっしゃっていたのが、今までは70代か80代のおじいちゃんたち、おばあちゃんたちの背中を見て育ったと。ところが、今の年代の人たちというのは、マニュアル世代ということで、非常に子どもさんとの会話も少ないし、何か決められたマニュアルの中で子育てをしている可能性が高いというお話をされていました。 特に、そういったのを超えていくために、これは午前中、また、午後の答弁にもありましたように、ほっとステーション、また、たまてばこ、それから、国分保育所における親子教室、スキップKIDSとかドレミファごんちゃんとか、いろんな形でさまざまにメニューというのを柏原市内にもしていると。でも、その方はそこにもちょっとどうしても相談しにくかったと、そういう方もいらっしゃるんです。 ちょうどその講演が終わって、それでもご夫婦は残っておられて、ちょっと実は相談があるんですという形で、本当に細やかな相談の場面がございました。これが大事だなと、そういう大きないろんなイベントも大事なんですけれども、できるだけ細かい、そういうプロから見て、この人は声をかけただけでもすぐ相談に乗っていただける、また安心感がありますので。 やはり、そういう出前というか出かけての、本当に子育てのニュース、相談、また、何でも結構ですよという温かい環境をやらなきゃいけないんだなということを改めて感じました。 それと、もう一つは、地域がどうかかわっていくかとか、子どもを守っていく、子どもとのやりとりが非常に大事であるということと、かかわり方の加減、そういう部分とかもおっしゃっていました。特に、睡眠が大事であると。7時間の睡眠を確保するために、親、子、また保護者がどう子どもさんと接していくかという話もされていました。 特に、朝日を浴びてリセットするという、これ、非常にいい話を聞きまして、これはもう多分教育も関係することですけれども、なかなか朝ぎりぎりに起きて登校して、2時間ぐらいは頭が回転しないそうですけれども、そういう2時間を早くリセットしながら、やっぱり7時間きっちり寝て、朝早く起きて、ご飯を食べてすることによって、回転ができる。そうすると、しつけもしやすいとか。 まず、起こす。全身運動をさせながら、お昼寝もしっかりとらせていく。そういうプロから見たいろんな話がたくさんあったんです。 もう一つは、食事。食の大切さもおっしゃっていまして、だしの味が最近わからないと、味覚の問題。ですから、やっぱりだしを使ったそういうものを食することによって、非常に豊かな表現ができるようになるとか、そういう話もいただきながら、かむことが大事である、笑顔でおいしくと、非常に褒めることの大切さも40分の講座の中で、これは物すごく、参加された方も非常に喜んでおられまして、こういう講座をできるだけ、もうちょっと小さな単位で、子育て支援の大きなきっかけになればと思いましたので、ひとつご紹介をさせていただきました。 お母さんが、また、お父さん方が生き生きと子育てに向かっていけるような、そういうきめ細やかな子育て支援体制も大事ではないかなと、このように思うんですけれども、部長としてこの子育て支援、感じるところがあればお聞かせ願えますか。 ◎植田眞功健康福祉部長 議員おっしゃっていただいているのは、きのう、おとついですか、出前講座をさせていただきまして、地域の方にいろいろと子育てのことを保育士が講演というか、お話をさせていただいたことだと思います。 こういった取り組みはこれからも続けていきますし、今、議員おっしゃっておりますハローKIDSとかスキップKIDS、そういったたくさんの教室を市内に設けてきておりますので、そういったところに市民の方も気軽に来ていただきまして、子育てのそういう専門家である保育士が一生懸命子育てに取り組んでいるいろんな話を聞いていただいたら、保育士に対する信頼感も出てくると思います。 そういった子育てのことを相談するには、スキップKIDSとかそういった施設に行けばすぐに答えてくれるなと、そういった安心感を持っていただければと思います。 ◆10番(中村保治議員) ありがとうございました。 続きまして、整理番号42番の高齢者福祉についてお尋ねをさせていただきました。 この点は、従来、何回といろんな形で質疑をさせていただきましたし、部長もずっと答えていただいているんで、あえてその部分はちょっと置いておきまして、特に介護支援ボランティア制度の提案をしたときも、元気な高齢者の方がちょっと弱っておられる方に対してボランティアしていると。それをずっとボランティアすることによって、ポイントを手帳につけながら、1年間たったときに何らかの形で付与していく、そういう提案をさせていただいたり、また、あるときは、やはりやった分に対して何らかの形で介護保険の保険料を下げてほしいと、そういう中で、実際のところ、お金ではなくて、何らかの割引をしたらいいかと、そういう議論をずっと今までさせていただきました。 当然、そのことは引き続き大事だと思うんですけれども、一方、考え方をちょっと別の見方をしまして、高齢者の方がこれだけ保険料も上がってきている。どうしても、依存型の部分というんですか、高齢者福祉に対しておとといも電話ありました。個人給付をどんどんやってほしいという意見を言う人がやっぱりいてはるんです。でも、全体の事業も大事ですけれども、元気な方がもっと元気になる方法はもっとないかと。 それで、テレビでもよくご承知の徳島県でしたかね、高齢者の方が葉っぱビジネスという、いろんな葉っぱに伴いいろいろもうけて、小遣いをどんどん稼いで、小遣いどころかたくさん稼いでおられると、そういう話もあったり。 ですから、ちょっと角度を変えて、そういう高齢者が仕事をできる環境もつくっていけば、仕事をしていると、やっぱり当然元気にならざるを得ないというんですか、病気とかも乗り越えて、そっちに集中できるという考え方もあるんで、今までどちらかというと受け身型、提供型が多かったんですけれども、仕掛け型でいろんな事業を民間の力もかりながら、そういうことも視野に入れていただければ、おもしろい展開もできるかなと思いますので、一つの考え方として最近ちょっと思うんですけれども、その点、部長、いかがですか。 ◎植田眞功健康福祉部長 確かに、今、健康福祉部では、そういった元気なお年寄りをつくるというんですか、たくさんいていただこうということで、健康寿命を一番の取り組みとして考えております。そのために、今、議員おっしゃった働くところ、やっぱり生涯現役というんですか、何らかの仕事をずっと続けていけると。そうすれば生きがいにもつながりますし、また、友達もできる、話し相手もできる、働くということはそういった場を提供することだと思います。 そういった場所を行政としたら、これはちょっと健康福祉部かどうかわかりませんけれども、市を挙げてつくっていくのがこれからの課題だと思います。 ◆10番(中村保治議員) すいません、ちょっと答えにくい質問をしてしまいました。ぜひ、こういったことも含めて高齢者の方々とともに、4人に1人が高齢者になる時代になってきておりますんで、高齢者の方が元気で柏原市に住んでいただけるようなまちづくりも関係すると思いますので、よろしくお願いします。 続きまして、整理番号43番、資源ごみの循環利用についてお尋ねいたしました。 ここでちょっと一つ質問なんですが、ごみの減量に使用されています生ごみ処理容器等の現在の補助制度の内容と、平成24年度の補助件数についてお伺いをいたします。 ◎奥田隆一経済環境部長 まず、生ごみ処理容器への補助制度の内容でございます。 目的は生ごみ堆肥で土壌改良や野菜づくり等を行っていただくことでごみの減量と再利用への意識向上を図るために実施しております。補助額といたしましては、生ごみ堆肥化容器では、購入金額の3分の1で上限5,000円でございます。また、電動式生ごみ処理機では、購入金額の3分の1で上限2万円としております。 次に、平成24年度の補助件数の実績といたしましては、生ごみ堆肥化容器は3件、2,700円、電動式生ごみ処理機は9件、17万5,400円となっております。補助額といたしましては、前年度の約2.2倍となっております。 以上でございます。 ◆10番(中村保治議員) ありがとうございます。 ごみの減量にいろんな手だてをしながら、特に最初の答弁の中で、集団回収事業もそうですけれども、非常に目に見えて、形になっていることというのは非常にわかりやすいんで、今後の仕掛けとしては、やはり部長のマニフェストの中にも書いておられますけれども、そういう環境衛生、自然環境の保全、ごみ処理など、いろんな安心して暮らせる生活環境を整えていくための仕事をしていきますというような内容のことをずっと書かれておりますけれども、しっかりとこの点もよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、ちょっと時間があれですけれども、整理番号44番、通学路危険箇所に対する掌握と取り組みについてお尋ねいたしました。 この点につきましては、実は、細かいことはちょっと時間の関係であれですけれども、自分自身も今、見守りを朝方させていただいていまして、特に7時半から8時10分、これ、非常に危ない時間帯に立たせていただいて、片山の西交差点ですけれども、実は、部長もご存じだと思いますが、本当に非常に狭い路地で、車道で、しかも時間規制があって、7時半から9時、そして、1時から5時は通ってはいけないというふうになっているにもかかわらず、どんどん車が猛スピードで来ると。 そこに、市民相談で何とかこの部分を危ないから、子どもを安心して学校に送ってほしいという相談を受けて4年と少したちましたけれども、今回ありがたいことに、そこに歩道の設置ができることになりまして、非常に皆さんに喜んでいただいておる最中の出来事なんですけれども、実は3週間ほど前に、この道路工事に伴い、この道路自体が狭くなったために、非常に危険な状態が発生したんです。 要するに、狭い状態の中で同じように車が猛スピードで来るんで、当然、子どもさんを守る余り、私自身が危ない目に遭ったということがあったんですけれども、そのときに、現場に自分が立って、その上で警察、そして行政の担当課、それから、市長さんのほうにもお伺いを立てましたけれども、それで初めて7時半から警備員の方に立っていただいて、非常にありがたく思っている次第なんです。 現場に立って初めて、子どもさんを守るのにどうしたらいいか。あの手、この手、それでも、しかも、またもっと狭くなって、ますます身動きがとれない。当然、もう車が来たらアウトですから。ただ、工事時間中は大丈夫なんです。それ、終わった後、工事に携わっていないときに、子どもさんが下校するときに、もっと大きな問題が発生するというところもまたいろいろご相談しもって民家のちょっと土地をお借りしながら、そこを仮歩道という形でそこを通っていただいて、今現在は通学路の歩道ができるまで、何とかこれで安心かなというところまで来たんです。 何を言いたいかといいますと、連携をどうとっておられるかというか、実際に現場で起きていることは道路のことですけれども、道路課と教育委員会、そして、学校長、また、そういう担任の先生方、いろんな角度でやっぱり連携をとっていただきたいと思うんです。 そうしないと、いや、ちゃんとこうやってやっていますよとおっしゃるけれども、現実はこういう危険があったということで、ちょっと私自身の体験に基づいて、ぜひとも、従来以上に連携をとっておられると思いますけれども、本当にきめ細やかな、子どもさんを守るためのそういう手だてをぜひともお願いしたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 続きまして、整理番号45番、熱中症対策についてでございますが、これ、もう本当に他会派からもあったとおり、当然、一番いいのはクーラーの設置が第一番目でございますけれども、先日もいろいろ担当課ともお話をさせていただきながら、学校の教室によって、また、向きによって、風向きによって、全然工夫がまた違ってきますので、そういう形でやっておられる。 特にゴーヤとかヒョウタンによる緑のカーテン、今、特に感じますのは、羽曳野市でもやっておられるんですけれども、これだけ暑いときに、クーラーが設置されるまでまだ時間がかかりますので、せめてミストシャワー、お金ほとんどかかりません。数万円でできるそうです。学校で思い切り遊んだら、もう当然汗をかきますんで、その上でミストシャワーを浴びて学校の中に入って勉強に励むという、そういう形でちょっと工夫を、たしか今、どこか1カ所やっておられると聞いているんですけれども、ちょっとお尋ねします。
    ◎浦上隆学校教育部長 堅下南小学校で、前任の教頭先生がいろいろと材料を買ってこられてつくられたというふうに聞いております。 ◆10番(中村保治議員) もうまさに喜んでいただいていますんで、そういうのをちょっとご検討していただいて、全学校に、本当に子どもさん、生徒さんにとってちょっとした工夫、また、幼稚園も保育所もそうですけれども、工夫をしていただいて、暑さ対策、熱中症対策というのは非常に、多分明年もそういう気象の変更に伴ういろんな状況もございますので、ぜひともご検討をお願いすることを要望させていただきます。 続きまして、整理番号46番、放課後児童会の運営についてでありますけれども、ここで一つ質問は、特に土曜日とか延長時間帯における児童のけがとかなどの緊急時の指導員と教育委員会の連携について、どのようにされているかお尋ねいたします。 ◎林和彦生涯学習部長 土曜日及び延長時間帯、このときに、万が一児童の方がおけがをされました場合、教育委員会のほう、生涯学習のほうでは、社会教育課の職員が輪番制をしいておりまして、緊急連絡当番という当番制にしております。例えば、医療機関に通わなくていいような軽微なけがの場合は、指導員さんがばんそうこうを張るなり、簡単に応急処置をしていただきまして、その後、社会教育課の当番者に連絡が入ってくると。 それと、もうちょっと重傷というんですか、医療機関に通院されるほうが望ましいんじゃないかというような重度なけがをされた場合ですけれども、この場合は、社会教育課の担当になった職員が指導員さんのほうから連絡をいただきましたら、早急に公用車で放課後児童会のほうに出向きまして、医療機関のほうにお連れいたします。 そのほか、もっと医療機関に行ってもらって、救急車が必要な場合があるとか、そういう場合は、もう即担当の職員が救急車を呼んでもらうように、手配をするよう指導員さんに連絡をしまして、その場合も、いずれにしましても、職員は医療機関のほうに行きますので、そういうふうな形で万全を尽くすようには努めております。 以上です。 ◆10番(中村保治議員) 実は、この話は非常によくやっていただいているんで、本当にありがたい話なんですけれども、指導員の先生方はいろいろいらっしゃるんですけれども、どうしても連携が、直にそういう教育委員会の担当課とされることが多くて、連携の部分でまとまりがつかない部分とか、非常にそういう意見もお聞きしたことがあります。 特に、臨時的任用職員という形なんですかね、アルバイトさんということで、各児童会における責任者がいないと。現場の管理運営をしていく上では、今後そういうところをもう少し一歩突っ込んで、やっぱりリーダーが要るんじゃないかと。 当然、リーダーをつくるということは、お金が若干発生するという議論もどうもあったみたいですけれども、私は、あえてこの責任者を設けていただいて、その責任ある立場の人がまとめていく、そういうことがやっぱり今後必要ではないかなと、そのように思います。 特に、単価を上げる云々というのは、また一度ご検討していただくと思いますけれども、大事な生徒さんを預かってでの話ですので、運営上、そういうことも、またけがが起きたり、いろんなことが起きたときに対応がスムーズに、きれいにいくように、やはり一歩突っ込んだ嘱託職員といいますか、本当はそういう方がベストじゃないかなと、そのように思っていますんで、要望とかえさせていただきます。よろしくお願いします。 それでは、整理番号47番、防災についてお話をお伺いさせていただきました。 実は、この中で、自主防災組織についてお伺いしたいところではありますけれども、特に現在の達成率が93%ということで、たくさんの組織が自主防災組織を実施して、地域の防災力を高めてこられている現状があるんです。 ちょっと、実は、先日、大正西地区の自主防災訓練に若干参加させていただいたとき感じて、また、お話を聞いて思ったことでありますけれども、消防と危機管理の方だけではなくて、地域住民の方で定年を迎えられた方にすごく消防関係に詳しい方がいらっしゃって、特に下層の倒壊家屋を想定して、その中に住民が取り残されたというもとでチェンソーなどで救出するという訓練をされたわけです。非常にハイレベルな内容までこの自主防災訓練の中でされたと。 今後もやっぱりこういうことをどんどん広めていっていただきたいと、このように感じているんですけれども、特に、一つ気になるのは避難所運営、このことが余り自主防災組織の中でまだ取り組んで少ないと思うんですけれども、その点、どのようにお考えでしょうか。 ◎尾野晋一総務部長 今ご質問の避難所につきまして、災害時においての避難所の開設は市、あるいは管理責任者等が行います。その後の運営につきましても、市職員であるとか、施設管理者、その上で地域住民、町会、あるいは自主防災組織の住民組織の方々も協働してその運営に当たるものと考えております。 ご質問の避難所の運営の訓練といいますのは、直近においては現在やっておらないという状況でございます。しかしながら、本年9月5日、大阪880万人訓練にあわせまして、教育委員会と市が共催いたしまして、堅下南小学校区の防災訓練を行いました。 その中で、避難所の運営、あるいは備蓄物資の説明とか、あるいは備蓄物資の搬入・搬出等、それに加えて炊き出し訓練、このようなものも加えて訓練した経過がございますので、今後は、できますればこのような自主防災訓練に避難所開設等の、そのような関係の訓練を加えてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◆10番(中村保治議員) ぜひ、よろしくお願い申し上げます。この点、本当に避難所の運営はなかなかやっていない話なんで、ぜひこれはもう少し広めていただければと思います。 もう1点、午前中、他会派からもお話がありましたけれども、災害対策本部の考え方ですけれども、これは確かに、今後、市役所庁舎における耐震防災対策を踏まえた今後のあり方検討会でこれから議論は進んでいくんですけれども、やはり以前から、前々市長のときからこのことは話がありまして、山西市長時代はリビエールホールの一室をやります、岡本市長時代は駐車場にやりますと言って、いろいろ過去あったんです。 今回、やっぱり本当にみんなで、もう震災が起きてからじゃ遅いんで、特にこの防災機能はもう別格であると、危機管理室が機能していなかったら、もう本当に大変なことになりますんで、このことは、危機管理室をどうするかということをまず頭に置きながら提案していきたいと思いますんで、よろしくお願いします。 続きまして、整理番号48番ですけれども、まちづくりということで、人口増に対する本市の考え方をいろいろお聞きさせていただきました。その中で、これまでの取り組みの総括と今後について、まずお伺いをさせていただきます。 ◎松井久尚政策推進部長 ただいまご質問いただきました。これまでの総括、それから今後にということでございます。 本市におきましては、平成13年から一定の人口増加を見込んだ第3次総合計画がスタートいたしましたが、長引く日本経済の低迷、また、少子高齢化が大きく進み、税収が減少する中、時期を同じくいたしまして、駅前再開発などの大規模公共工事がピークを迎え、柏原市の財政は急激に危機的な状況に直面いたしましたことから、平成17年度から行財政改革を断行し、財政健全化に邁進をしてまいりました。 このため、市の魅力づくりの取り組み、これに関しましては、財政的な制約を受けることとなりまして、十分な効果を見込める環境が整わない中で知恵を絞りながら市民の皆様の知恵、また、議会の皆様方のお知恵を拝借しながら職員一丸となって取り組んではまいりましたが、この間、そういう状況の中で取り組みを続けてきたということでございます。 財政状況につきましては、今も厳しい局面ではありますが、魅力あるまちづくりに向けまして、若い職員のフレッシュな視点も取り入れながら、より効果的な事業展開を実施してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ◆10番(中村保治議員) 今のお話の中で、若い職員のフレッシュな視点も取り入れながらと、非常に今までの答弁にないいい話だと思うんですけれども、若い職員の方とのそういう話し合いというのは、もう始まっているんでしょうか。 ◎松井久尚政策推進部長 入職されましてから10年以内といいますか、10年ぐらいまでの若い職員をこの10月の後半ですが、開催予定でございます。職員を対象として幾つかのグループに分けまして、入職してまだ10年に満たないようなフレッシュな職員ですが、そういうしがらみのないといいますか、柔軟な頭でいろんな意見を出していただいて、そういうのをまとめて取り入れる部分については取り入れていきたい、そのように考えております。 ◆10番(中村保治議員) 非常に、一番そのことは大事なところでございまして、若い人、また、本当にこれからの人というんですか、肝心な、よく手法としては、ブレーンストーミングという、もうとにかく否定しない、どんどんまちづくりに、人口増に対してどんどん意見を言ってください、決して否定しない、もうどんどん意見をもらう。それをカード化して、掲示法という、そういう一つのカードをまとめながら方向性を見つけるという、そういう手法があるんですけれども、まさに、余り最初から否定的にぽんとするよりも、やっぱり柔軟な発想をどんどん出して、そういう方の意見も取り入れて、それをこの人口増に取り入れるのも非常に大賛成でありまして、意外とそういうことは少ないです。だから、でき上がったものに対して議論することは非常に多いんで、余りそういうことをしないほうが私はいいなと思っています。 その一つに、実は、もう最後の部分に入ってきますけれども、地域担当職員制度が実は大きなかなめを握っていまして、地域のまちづくりを進めることによってこの人口増に絶対寄与すると私は確信しています。 それと同時に、行政の方の力もおかりして、また、定年を迎えられた多くの英知あるたくさんの人材が本当にいらっしゃいます。そういう方の力を本当に借りて、この人口増はもう幅広く、もうあらゆる手段を使って、本当に民間の導入も考えながら、もうぜひ思い切りやっていただきたいなと私はこの点思っているんですけれども、いきなりですが、市長、この点はいかがでしょうか。 ◎中野隆司市長 もう議員おっしゃるとおり、ありとあらゆるアイデアを取り入れつつも、やはり今議会でも議論の中に出ております教育、それから、福祉、子育て、やはりこの辺で人を呼べるというまちづくりを背骨にしながら、そして、今年度も骨格とはいえ予算が組まれた状態で、暫定の中で、入院補助等々をやってきましたけれども、これから来年度予算に向けて初めて予算を組ませていただく中で、そのことを、いろいろお声を聞きながら組み立てていきたいと思います。 ◆10番(中村保治議員) 特に、先ほど部長の話の中に、市の魅力づくりの取り組みは財政的な制約を大きく受けている中でいろいろ工夫していますというお話もありましたけれども、特にちょっと気になっているのは、人件費を極端に減らしたら、やっぱり人というのはだんだん意欲がそがれる部分も当然ありますんで、やはりお給料はお給料としてしっかり確保していただきながら、もっと全体に立てるような、若い世代が本当にやる気を持って取り組んでいただけるような、そういうまちづくりを本当にやっていただきたいということをお願い申し上げます。 最後に、整理番号49番の地域担当職員制度についてお話をお伺いいたしました。 これ、私自身も約2年、3年ぐらい前から取り組んでいる中で、市長に取り入れていただいたのか、市長がもともと考えていたのか。それは市長がもともと考えたのをこういう形に、具体的にされたと思いますけれども、ぜひこれはもう今後の制度のあり方、設計としては非常にありがたい話で、ちょっと気になっているのは、出だし、スタート時が大事でして、長続きさせようと思ったら、やはり専属のそういう職員が必要だと私は思います。 地域のコミュニティ会館に1日中ずっといて、何かありませんか、ご用聞きを進める人、また、そこにいたら、気軽に相談ができる場所、もう一つ、若い世代のそういう意見も取り入れていただけるような場所づくり、これもやっぱりコミュニティ会館が最適というふうにずっと言っているとおりでございます。 そういった中で、OBの職員の配置はいずれ検討していただきたいと、これは要望ですけれども、それで、総合相談役としてご用聞きをしながら地域の課題、住民の意見を把握しながら計画施策への反映、地域の一つのまちづくり協議会を5カ所から6カ所つくっていただければ、大きく柏原市は動いてくると。当然、地域性がありますんで、それをしたほうが地域の人口増加にも大きく寄与できると、このように感じております。 そして、以前から申していました資源ボランティア制度、元気ポイント、そういったのも地域地域によって課題が違いますので、もっとわかりやすい、高齢者の方がもっと元気で、住みやすい柏原に定住していただきながら、若い人たちももっとそういう自分の持ち味を、どんどんモチベーションを上げて、柏原市のために私は貢献していきますと、できたらそういう関係が保てたらなというふうに思っているんです。 ちょっと一方的にしゃべるとあれなんですけれども、その点、部長は、まずスタート時ですから、その辺は答えにくいと思いますが、ご感想があればいただきたいんですが。 ◎松井久尚政策推進部長 今、議員おっしゃいましたとおりでございます。地域担当職員制度については、立ち上げるに当たりまして、各市の状況等、いろいろ資料をとりそろえまして、将来的な大きなビジョンとしてはひとつ持っておるわけでありますが、やはり9月から、先月スタートしたというところであります。 私も想像以上に、担当職員から今、報告が上がってきている現状でございまして、なかなかやはり、実際出向くと、さまざまな課題等があるんやなということで実感をしているところでございますので、まず、そういうところからきちっと整理をして取り組んでまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ◆10番(中村保治議員) 「市民が活きいきとし にぎわいにあふれているまち柏原」ということで、第4次柏原市総合計画のテーマの中にまちづくりの理念がずっと書かれておりまして、本当にこの点は地域担当職員制度、大きなスタートを切っていただいたというふうに思っております。 できましたら、本当に月1回のリーダー会を開催されている中で、やっぱり地域の問題というのは、私たちが思っている以上にたくさんございます。それを一つ一つ丁寧に職員、また、できたらそういう専属でいろんな声をくみ上げながら、新しいまちづくりの大きな突破口になればと思いますので、よろしくお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○奥山渉議長 以上で公明党代表者の質問を終わります。 お諮りします。議事の都合上、本日の会議はこの程度にとどめ、あすに延会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○奥山渉議長 ご異議なしと認めます。よって本日の会議はこれにて延会することに決しました。 あすは午前10時にご参集願います。 本日はこれにて延会いたします。 △延会 午後4時35分...